dread
別表記:ドレッド
「dread」とは、~を恐れる・恐怖・不安のことを意味する英語表現である。
元々は「大きく強い恐怖」を示す英単語であるが、日常会話では「I’m dreading it.(気が重い・先が思いやられる)」といった意味で用いることも多い。また、イギリス英語圏では「dreaded lurgy」というスラングがある。直訳すると「とても恐ろしい病気」となるが、この「dreaded」はおどけた意味で用いられており、全く正反対の「(伝染しやすいが症状が軽い)病気」を示している表現である。
また、IT業界における情報漏洩・サイバーセキュリティのリスク分析の指標として「DREAD」がある。これは「Damage potential(損害の可能性・どの程度の損害が出るか)」「Reproductivity(再現可能性・攻撃の再現性の容易さ)」「Exploitability(攻撃利用可能性・悪用のしやすさ)」「Affected users(影響を受けるユーザー数)」「Discoverability(発見可能性・用いられる攻撃の知名度)」の頭文字によって作られた言葉である。アメリカのマイクロソフト社が導入していた分析指標としても知られ、広く用いられている。
「dread hair」とは、絡み合ってロープのような状態の髪の毛の束が、複数垂れ下がっている髪型のことを示す英語表現である。日本においては「ドレッドヘア」というカタカナ語として定着しているが、正式名称は「dreadlocks(ドレッドロックス)」であり、「ロックス(locks)」という略称が使われることもある。その歴史は古代エジプトにまでさかのぼり、世界各地の様々な時代に存在したヘアースタイルであるとされる。近現代においては、ジャマイカにおいて1930年代に発生した宗教的思想運動である「ラスタファリ運動」の象徴として用いられてきた。
日常会話では「恐怖」のニュアンスが薄まり、「思いやられる・気が重い」という表現を行う場合に使われる。例えば、「It's going to be too hot next week.(来週は暑すぎるらしい)」よ言われた際に、「I’m dreading it.(気が重いです)」という使い方ができる。その他、「I’m dreading seeing her parents.(彼女のご両親に会うのが気が重い)」や「Two staff members have retired. I'm dreading of next month.(スタッフが二人も退職してしまった。来月が思いやられる)」といった形で日常的に使われている。
「dread」とは、~を恐れる・恐怖・不安のことを意味する英語表現である。
「dread」とは・「dread」の意味
「dread」とは「~をひどく怖がる、恐れる、びくびくする」という動詞、「恐怖、不安」という名詞、「とても恐ろしい、恐れ多い」という形容詞の意味をもつ英単語である。ニュアンスとしては目の前にある危険などを恐れるというよりも、将来発生するかもしれない危険(例えば死や病気など)に対する恐怖を表現する際に用いられることが多い。元々は「大きく強い恐怖」を示す英単語であるが、日常会話では「I’m dreading it.(気が重い・先が思いやられる)」といった意味で用いることも多い。また、イギリス英語圏では「dreaded lurgy」というスラングがある。直訳すると「とても恐ろしい病気」となるが、この「dreaded」はおどけた意味で用いられており、全く正反対の「(伝染しやすいが症状が軽い)病気」を示している表現である。
また、IT業界における情報漏洩・サイバーセキュリティのリスク分析の指標として「DREAD」がある。これは「Damage potential(損害の可能性・どの程度の損害が出るか)」「Reproductivity(再現可能性・攻撃の再現性の容易さ)」「Exploitability(攻撃利用可能性・悪用のしやすさ)」「Affected users(影響を受けるユーザー数)」「Discoverability(発見可能性・用いられる攻撃の知名度)」の頭文字によって作られた言葉である。アメリカのマイクロソフト社が導入していた分析指標としても知られ、広く用いられている。
「dread」の発音・読み方
「dread」の発音記号は、アメリカ英語で「dréd」、イギリス英語で「dred」であり、カタカナ読みすると「ドゥレッド」となる。「dread」の語源・由来
「dread」の語源は、「恐れる」を意味する古期英語「draedan」に由来するとされる。「dread」の覚え方
「dread」の覚え方としては、「どれっどれっ、とお化けを探しながら恐れている」などと語呂合わせで覚えることができる。「dread」を含む英熟語・英語表現
「dread hair」とは
「dread hair」とは、絡み合ってロープのような状態の髪の毛の束が、複数垂れ下がっている髪型のことを示す英語表現である。日本においては「ドレッドヘア」というカタカナ語として定着しているが、正式名称は「dreadlocks(ドレッドロックス)」であり、「ロックス(locks)」という略称が使われることもある。その歴史は古代エジプトにまでさかのぼり、世界各地の様々な時代に存在したヘアースタイルであるとされる。近現代においては、ジャマイカにおいて1930年代に発生した宗教的思想運動である「ラスタファリ運動」の象徴として用いられてきた。
「Dread(ホラーゲーム)」とは
「Dread(ホラーゲーム)」とは、PCゲームソフト配信プラットフォーム「Steam」で配信が予定されている、4人協力型のホラーゲームの名称である。廃墟や廃校などを探索し、幽霊を調査していくことが主な目的だが、幽霊に殺害される、あるいは憑依されてしまうと、仲間のメンバーを殺害が目的となる「裏切り要素」などもある予定。VR等でも楽しめる予定であるとされる。なお、同じくSteamにて配信されているゲームに似た名前の「Dread Hunger」があるが、こちらはプレイヤーチーム内に裏切り者が必ずいる、人狼型サバイバルゲームで、ホラー要素はない。「dread」の使い方・例文
「dread」の使い方としては、まず「~を恐れる」や「恐怖」といった意味が多い。例えば、「Most people dread getting old.(大半の人は年をとることを恐れる)」や「He dreads having to speak in front of people.(彼は人前で話すことに恐怖している)」、「nameless dread(言いようのない恐怖)」、「My son woke up in dread.(息子は恐怖で目を覚ました)」といった使い方ができる。また、「in dread of」で「~におびえて」という表現ができる。日常会話では「恐怖」のニュアンスが薄まり、「思いやられる・気が重い」という表現を行う場合に使われる。例えば、「It's going to be too hot next week.(来週は暑すぎるらしい)」よ言われた際に、「I’m dreading it.(気が重いです)」という使い方ができる。その他、「I’m dreading seeing her parents.(彼女のご両親に会うのが気が重い)」や「Two staff members have retired. I'm dreading of next month.(スタッフが二人も退職してしまった。来月が思いやられる)」といった形で日常的に使われている。
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