anemia
「anemia」とは
「anemia」は、医学用語であり、日本語では「貧血」と訳される。血液中の赤血球やヘモグロビンの量が正常値よりも低下している状態を指す。貧血は、体内の酸素供給が不足するため、疲労感や息切れ、めまいなどの症状を引き起こす。「anemia」の発音・読み方
「anemia」の発音は、IPA表記では /əˈniː.mi.ə/ となる。IPAのカタカナ読みでは「アニーミア」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「アネミア」と読む。「anemia」の定義を英語で解説
Anemia is a medical condition in which the number of red blood cells or the amount of hemoglobin in the blood is lower than normal. This can lead to a lack of oxygen supply to the body, causing symptoms such as fatigue, shortness of breath, and dizziness.「anemia」の類語
「anemia」の類語としては、「bloodlessness」や「hypohemia」がある。これらも同様に血液中の赤血球やヘモグロビンの量が正常値よりも低下している状態を指す。「anemia」に関連する用語・表現
「anemia」に関連する用語としては、「iron deficiency」(鉄欠乏)、「hemoglobin」(ヘモグロビン)、「red blood cells」(赤血球)などがある。これらは貧血の原因や症状、診断に関連する用語である。「anemia」の例文
1. She was diagnosed with anemia.(彼女は貧血と診断された。)2. Anemia can cause fatigue and dizziness.(貧血は疲労感やめまいを引き起こすことがある。)
3. Iron deficiency is a common cause of anemia.(鉄欠乏は貧血の一般的な原因である。)
4. He has been suffering from anemia for a long time.(彼は長い間、貧血に苦しんでいる。)
5. The doctor recommended a diet to prevent anemia.(医師は貧血を防ぐための食事を勧めた。)
6. Anemia is often found in pregnant women.(貧血は妊婦によく見られる。)
7. The blood test showed that he had anemia.(血液検査で彼が貧血であることがわかった。)
8. She has anemia due to lack of iron.(彼女は鉄不足による貧血である。)
9. Anemia can be a symptom of a serious disease.(貧血は重い病気の症状であることがある。)
10. Treatment for anemia depends on the cause.(貧血の治療は原因による。)
貧血
【概要】 一定量の血液あたりの赤血球数が異常に少ないこと。実際にはヘモグロビンという血色素の濃度が、血液1デシリットルあたり12グラム以下のものをいう。9グラムまでは軽度、6グラムまでは中等度、それ以下は高度と便宜的に分ける。
【原因】 原因は非常に多く、材料不足、製造工場(=骨髄)の造血能力低下、赤血球破壊の増加(=溶血など)、過剰な出血などが単独あるいは複合している。(1)造血幹細胞へのHIVの感染により、赤血球の元になる赤芽球の減少。(2)造血環境を作る間質細胞の異常。(3)薬物(AZT、ST合剤、抗癌剤など)による造血抑制。(4)自己抗体。(5)出血。
【対策】 ジワジワ進むので体が慣れ大半の貧血は放置する。(1)抗HIV薬がよくきくと改善する例がある。(2)高度の貧血には輸血を行う。(3)造血ホルモンであるエリスロポエチンは有効であるが、日本では血液透析・腹膜透析療法の腎不全しか保険適応がとれていない。
貧血
(anemia から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/21 10:08 UTC 版)
貧血(ひんけつ)とは血液が薄くなった状態である。医学的には、血液(末梢血)中のヘモグロビン(Hb)濃度、赤血球数、赤血球容積率(Ht)が減少し基準値未満になった状態として定義されるが[1]、一般にはヘモグロビン濃度が基準値を下回った場合に貧血とされる[2]。
- ^ a b c 浅野『三輪血液病学』p952
- ^ a b c 小川『内科学書』 p64
- ^ “外来語”. 一般社団法人 東京都病院薬剤師会. 2017年12月30日閲覧。
- ^ “業界用語辞典”. 日研メディカルケア. 2017年12月30日閲覧。
- ^ 杉本『内科学』pp1602
- ^ 中尾『血液診療エキスパート・貧血』p2
- ^ a b c 小川『内科学書』 p64-66
- ^ a b 浅野『三輪血液病学』p955
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- ^ 金完燮、島崎敬一 著「ラクトフェリンと微生物の攻防 その多様性」、第2回ラクトフェリンフォーラム実行委員会編 編『ラクトフェリン2007 :ラクトフェリン研究の新たな展望と応用へのメッセージ』日本医学館、東京、2007年、9-17頁。ISBN 978-4-89044-632-2。
- ^ 日野啓輔、仁科惣治、是永匡紹、慢性肝障害における鉄代謝異常と除鉄療法 『日本内科学会雑誌』 99巻 (2010) 6号 p.1248-1254, doi:10.2169/naika.99.1248
- ^ Oski, Frank A and Honig, Alice S and Helu, Brenda and Howanitz, Peter (1983). “Effect of iron therapy on behavior performance in nonanemic, iron-deficient infants”. Pediatrics (American Academy of Pediatrics) 71 (6): 877-880. doi:10.1542/peds.71.6.877 .
- ^ 北島晴夫「古くて新しい問題,鉄欠乏」『日本小児血液学会雑誌』第14巻第2号、日本小児血液・がん学会、2000年、51-59頁、doi:10.11412/jjph1987.14.51、ISSN 09138706、NAID 10029308883。
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