ServicePoint.Expect100Continue プロパティ
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文
Dim instance As ServicePoint Dim value As Boolean value = instance.Expect100Continue instance.Expect100Continue = value
/** @property */ public boolean get_Expect100Continue () /** @property */ public void set_Expect100Continue (boolean value)
public function get Expect100Continue () : boolean public function set Expect100Continue (value : boolean)
POST 要求に対して 100-Continue 応答を期待する場合は true。それ以外の場合は false。既定値は true です。
このプロパティを true に設定した場合、POST メソッドを使用するクライアント要求は、サーバーから 100-Continue 応答が送信されるまで待機し、ポストするデータの送信はその応答の後に行われます。これにより、サーバーが要求のヘッダーに基づいて要求を拒否する場合に、大量のデータがクライアントからネットワークを通じて無駄に送信されることを避けることができます。
たとえば、Expect100Continue プロパティを false にしたとします。その場合、サーバーに要求が送信される際には、データも一緒に送信されます。要求ヘッダーが読み取られた後、サーバーが認証を要求し、401 応答を送信した場合、クライアントは適切な認証ヘッダーを付けてデータを再送信する必要があります。
一方、Expect100Continue プロパティが true である場合は、まず要求ヘッダーだけがサーバーに送信されます。サーバーが要求を拒否しなければ、100-Continue 応答によってデータの送信が許可されます。前述の例のように、サーバーによって認証が要求され、401 応答が返された場合でも、その時点ではデータはまだクライアントから送信されていないので、無駄な通信は発生しません。
このプロパティの値を変更しても、既存の接続には影響しません。変更後に作成された新しい接続だけに影響します。
Expect 100-Continue 機能の詳細については、IETF RFC 2616 Section 10.1.1 を参照してください。
Console.WriteLine("UseNagleAlgorithm = " + sp.UseNagleAlgorithm.ToString()) Console.WriteLine("Expect 100-continue = " + sp.Expect100Continue.ToString())
Console.WriteLine ("UseNagleAlgorithm = " + sp.UseNagleAlgorithm.ToString ()); Console.WriteLine ("Expect 100-continue = " + sp.Expect100Continue.ToString ());
Console::WriteLine( "UseNagleAlgorithm = {0} ", sp->UseNagleAlgorithm.ToString() ); Console::WriteLine( "Expect 100-continue = {0}", sp->Expect100Continue.ToString() );
Console.WriteLine(("UseNagleAlgorithm = " + System.Convert.ToString(sp.get_UseNagleAlgorithm()))); Console.WriteLine(("Expect 100-continue = " + System.Convert.ToString(sp.get_Expect100Continue())));
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
- ServicePoint.Expect100Continue プロパティのページへのリンク