RPGツクール4とは? わかりやすく解説

RPGツクール4

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:53 UTC 版)

RPGツクール」の記事における「RPGツクール4」の解説

2000年12月7日PlayStation 前作RPGツクール3』に引き続き画像エディタ『キャラクターツクール』が付属。しかし、作成したキャラクター画像戦闘シーン突入時に毎回ロードが行われるなど問題点が多い。 戦闘シーンサイドビューとなり、リアルタイムバトル式となった(ただしファイナルファンタジーシリーズのようなアクティヴ/ウェイトのような切り替えできない)。また、魔法に「属性」が設定できるようになったほか、魔法グラフィック自分簡単なアニメーション作ったり、既製ムービー選択できるようになった。後に、ムービーと敵グラフィックが、『RPGツクール2003』用の素材としてハンドブックCD-ROM添付された。Web上からのダウンロードも可能。 効果音BGMサンプリング周波数が『ツクール3』から半減したためチープ印象になったほか、過去ツクールシリーズからの流用も多い。また、音楽ツクール かなでーる3』で作成したデータコンバートすることが可能。 イベント機能強化され変数使用可能になったほか、自動的に開始するイベント復活また、イベント戦闘勝敗による展開の分岐作る事が可能となった戦闘不能状態を「戦闘終了時に復活する設定にした場合全滅してゲームオーバーにならなくなる(全員HPが1の状態で再開)。「戦闘終了時に復活する」の設定をしなかった場合例え敗北時のイベント作ろうと、問答無用ゲームオーバーになってしまう。 キャラクター顔グラフィック付けられるようになり、文章表示中に「名前」別枠表示することができようになった(ただし「主人公」として設定したキャラのみ)。また、人物やダンジョングラフィックに時代劇風、現代風、SF風などのテイスト増えたほか、「天候」の演出追加された。 ダンジョン上下二層式となり、前景の下をキャラクターが歩く演出可能になるが、反面ダンジョン作成消費する容量増加、『ツクール3』と比較し、狭いマップ少数作るのが限界だった。あらかじめ用意されたデフォルトマップを利用するともできるが、苦肉の策であった。デフォルトマップの数は70以上と多く、これらの使用前提としている事が窺える容量制限の問題再発ダンジョン作成による消費容量増加したのは、『ツクール3』に実装されていた、マップデータを圧縮して数分の一 - 数十分の一に容量削減する機能(『ツクール3』では、隠しコマンド圧縮前/圧縮後のデータ容量圧縮率を見ることができる)が本作では実装されていないためである。そのため、マップ広さ比例して莫大なデータ容量消費してしまう。更に、前作では可能だった一部背景グラフィック上の移動今作では不可能に例えば、町を作る場合前作なら地面背景設定しその上に建物等オブジェクトだけを配置すれば良かったが、今作地面もマップチップで作らなければならない。 テストプレイの際には通常のセーブの他にクイックセーブが可能となったが、そのデータロードするゲーム内あらゆるデータレベル魔法アイテムスイッチ変数パーティに至るまで全て)が初期値戻ってしまうという欠点がある。 発売短期間で『RPGツクール5』の開発発表されたため、他のシリーズ比較し『RPGツクール4』の息はかなり短かったサンプルゲーム Rappin' MAGIC -銀のと銀のアクマ- 主人公クレストパール姫を助けるため城近く秘宝探しに行くストーリー製作者は『コープスパーティ』で有名なチームグリグリのKedwin(祁答院慎)で、『RPGツクール95』の『猫の森のトラ吉』に続いてサンプルゲーム製作となる。旧作との関連は無いが、同作登場した薬草「スノーハーブ」が登場している。 ワールドマップ無く町もダンジョンもひとつしかないまた、今までサンプルゲーム比較してシナリオ短くプレイしておおよそ1時間程度クリアできる。エディット内容過去ツクール風の手法が多く見られ客観的に見て容量浪費だが、初心者参考にはなる。

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「RPGツクール4」を含む「RPGツクール」の記事については、「RPGツクール」の概要を参照ください。

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