PageAdapter.CacheVaryByHeaders プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

PageAdapter.CacheVaryByHeaders プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

この派生ページ アダプタが割り当てられた Web ページのキャッシュを変更する、追加の HTTP ヘッダーのリストを取得します。

名前空間: System.Web.UI.Adapters
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Overridable ReadOnly
 Property CacheVaryByHeaders As StringCollection

Visual Basic (使用法)

Dim instance As PageAdapter
Dim value As StringCollection

value = instance.CacheVaryByHeaders

C#

public virtual StringCollection CacheVaryByHeaders { get;
 }

C++

public:
virtual property StringCollection^ CacheVaryByHeaders {
    StringCollection^ get ();
}

J#

/** @property */
public StringCollection get_CacheVaryByHeaders ()

JScript

public function get CacheVaryByHeaders
 () : StringCollection

プロパティ値
HTTP ヘッダーのリストが格納されている IList。それ以外の場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing)。

解説

Web ページをキャッシュする Web 上のエンティティは、HTTP ヘッダーやその他の要因に基づいて、複数のバージョンをキャッシュします。たとえば、Accept-Language HTTP ヘッダーに基づいて、ページが生成された各言語につき 1 つのバージョンがキャッシュされます。

ブラウザによっては、ターゲットに依存しないキャッシュを制御するヘッダーに加えて、HTTP ヘッダーによってキャッシュを変更する必要があることがあります。たとえば、画面のサイズに応じて異なるバージョンのページをキャッシュする必要があることがあります。

CacheVaryByHeaders プロパティによって返されるヘッダー名は、クライアント ブラウザに送信される Vary HTTP ヘッダーのヘッダー リストに追加されます。

継承時の注意 PageAdapter クラスから継承する場合は、CacheVaryByHeaders プロパティをオーバーライドして、ターゲット固有のキャッシュを制御する追加のヘッダーのリストを返すことができます。CacheVaryByHeaders 基本プロパティは、null 参照 (Visual Basic では Nothing) を返します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
PageAdapter クラス
PageAdapter メンバ
System.Web.UI.Adapters 名前空間
System.Web.HttpCacheVaryByHeaders
HttpCachePolicy.VaryByHeaders
Page クラス
その他の技術情報
方法 : HTTP ヘッダーを使用してページのバージョンをキャッシュする