複数のバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:11 UTC 版)
最初に発売された「初期版」(バージョン0とも)においては、敵キャラクターの多くが他社の映画や漫画作品のキャラクターとデザインが似ており、デザインの差し替えを重ねた結果、複数のバージョンが生み出された。 たとえば、3面中ボスのロッキーの場合、「初期版」では『ランボー』に酷似していたが、のちのバージョンでは頭を丸めたデザインに変更された。また、7面ボスの古代怪獣・モンスターGの場合、「初期版」ではゴジラそっくりのデザインだったが、「修正版」では骨だけのデザインに差し替えられた。一方、6面ボスのメタモルフォーマーの場合、「初期版」においては最初にスパイダーマンに酷似した姿で登場した後、一定のダメージを与えるとバットマンに似た姿に変身したのに対し、のちのバージョンでは最初に現れたスパイダーマン本人を撃退した後、別のキャラクターが入れ替わりに登場する演出に変更された。これは、当時セガが家庭用や業務用で『スパイダーマン』のゲームを別途リリースする際、版権元のマーベル・コミック側から版権を取得しアーケード版のプロモーションの一環として本作にも登場する契約が改めて行われたことに由来しており、マーベル側からデザインをよりスパイダーマン寄りにしてほしいという要望が寄せられたと大場はセガとのインタビューの中で話している。また、この修正版では起動後、セガのロゴの後にスパイダーマンとマーベル社のコピーライト表記が映し出される。 この版は1993年にメガCD用オムニバスソフト『セガクラシック アーケードコレクション』にも海外版『ザ リベンジ オブ シノビ』名で収録されている。 なお、後に他機種でリリースされた版はマーベルとの契約失効によりスパイダーマンが正式に登場出来なくなったため、全身ピンクカラーの別キャラクターとして登場するようになった。これが現時点での最終修正版「バージョン4(仮)」である(他機種版の詳細については、#移植版を参照)。さらに、パッケージ画像メガドライブ ミニへの収録に際しては、パッケージを模したキーイラストが当時の説明書に掲載された別のものに差し替えられている。
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複数のバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 16:33 UTC 版)
この作品の筆写譜はいくつか現存しているものの、自筆譜は長らく見つかっていなかった。ところが、ショパンの弟子であるエステ公爵夫人に献呈された1835年の決定稿の自筆譜が、1962年アルトゥール・ルービンシュタインによって発見された。これは筆写譜との相違が多く、よりあとに書かれたものとみられる。 この新しい自筆譜に基づくバージョンは、ウニヴェルザール出版社のウィーン原典版(エキエル編)、ポーランド音楽出版社のナショナル・エディション(エキエル編)、ペータース社の原典版(今井顕、バドゥラ=スコダ編)、ペータース社の原典版ショパン全集新批判版(グラボフスキ、アーヴィング編)、およびヘンレ社の原典版ショパン全集旧批判版(ツィンマーマン編)で見ることができる。 ペータースの新版とヘンレの旧批判版はフォンタナ版と自筆譜の両方が収録されている。フォンタナがいかなる経緯で音符の端々を変更したのか、詳細が明らかではない。
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