A1形とは? わかりやすく解説

A1形 (1 - 4, 11 - 13)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 06:23 UTC 版)

讃岐鉄道」の記事における「A1形 (1 - 4, 11 - 13)」の解説

1889年1894年1901年、独ホーエンツォレルン製。軸配置0-4-0 (B)タンク機。後の山陽鉄道29形 → 鉄道院60形

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A1形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 23:58 UTC 版)

LNER A1形・A3形蒸気機関車」の記事における「A1形」の解説

A1形は東海岸本線急行列車牽引十分な能力確保既存機よりも経済的に運行可能とする点を目的開発され1911年当時GNR技術責任者であったナイジェル・グレズリーにより提案された。この形式1922年4月から1923年9月の間に12両(1470〜1481号機)、1924年6月から1935年2月の間に67両(2543〜2582、2743〜2752、2595〜2599、2795〜2797、2500〜2508号機)が製造され製造後すぐにGNRでのA1形による最初営業運転が行なわれた。各機関車GNR時代では名前がなかったものの、1924年2月当時有名な競走馬の名前がつけられ同時に最初に製造され12両の番号が、4470〜4481に変更された。 製造費用の面では、当時競合とされたグレート・ウェスタン鉄道 (GWR) のキャッスル級最初10両が1両当り£6,840製作されたのに対し、A1形の最初10両は1両当り£8,560となっており当時としては高価な機関車であったと言える1923年大合併経てGNRLNER一部となり、ナイジェル・グレズリーLNER技師となった。A1形は通常のワルシャート式弁装置による左右各1基のシリンダー加え、それら2基のシリンダー弁装置から連動てこによって差動合成することで所要バルブタイミング生成するグレズリー式連動弁装置と、これによって動作する第3シリンダー車輪間に持っていた。 A1形の登場によりLNER基幹路線であった東海岸本線急行列車一新、グレズリーの前任者アイヴァットの設計したC1形は同社主力機の座を譲る事となった。また、A1形の中でも最も有名な4472号機「フライング・スコッツマン」は公式に時速100マイル(160km/h)を超えた最初機関車となった重要な設計上の問題として、潤滑油パイプ破損挙げられる。この潤滑油パイプ交換には、ボイラー取り外す必要があり、非常に大規模な手間要した1925年グレート・ウェスタン鉄道キャッスル級とA1形を互い会社路線走行させた比較試験結果、最も大きな問題点が明らかとなった。この比較結果、A1形よりも小柄なキャッスル級軸配置4-6-0)が出力石炭消費両面でA1形に勝っていることが判明しキャッスル級石炭消費少ないのは、GWR発熱量大きウェールズ炭使用しているためとしていたLNER側の主張覆すこととなったキャッスル級石炭消費少な理由弁装置設計にあり、バルブ・トラベルを大きく設計してボイラーから供給される蒸気膨張生かし蒸気消費量抑制していた。ナイジェル・グレズリー過去自身設計した機関車で、バルブ・トラベルを大きくしたためシリンダー破損至った形式があったことから、比較小さいバルブ・トラベルでA1形の弁装置設計していたが、キャッスル級での成功見て、後に設計変更行なっている。

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