弁装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/11 21:32 UTC 版)
弁装置(べんそうち)またはバルブギア(英語: valve gear)は、蒸気機関において吸気バルブと排気バルブを動かして、サイクル中の正しい位置で蒸気をシリンダーに吸排気するための装置である。
- ^ Steam Locomotive Valve Gear Animations of Stephenson's, Walschaerts', Baker's, Southern and Young's valve gear. SteamLocomotive.com, Accessed 1 September 2014
- ^ “Slip-eccentric valve gear”. Roundhouse-eng.com. 2012年12月2日閲覧。
- ^ van Riemsdijk, John T. (1994). Compound Locomotives: An International Survey. Penryn: Atlantic Books. pp. 23–24. ISBN 0-906899-61-3
- ^ 0-6-4st Badger
- ^ http://www.irsociety.co.uk/Archives/60/Letters_60.htm
- ^ “Espacenet - Bibliographic data”. Worldwide.espacenet.com. 2013年1月12日閲覧。
- ^ “Brief Biographies of Mechanical Engineers”. Steamindex.com. 2013年1月12日閲覧。
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- ^ Bradley, D.L. (April 1980) [1961]. The Locomotive History of the South Eastern & Chatham Railway (2nd ed.). London: RCTS. p. 93. ISBN 0-901115-49-5
- ^ “CIPO - Patent - 204805”. Patents.ic.gc.ca (1920年10月12日). 2013年1月13日閲覧。
- ^ https://archive.org/stream/railwayagegazet01unkngoog/railwayagegazet01unkngoog_djvu.txt
弁装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/20 15:22 UTC 版)
「バーデン大公国邦有鉄道IVf型蒸気機関車」の記事における「弁装置」の解説
弁装置はワルシャート式の一種であるホイジンガー式で、複式4気筒構成のため、通常はボイラーから台枠内側の高圧シリンダーに給気された蒸気が排気後、台枠外側の低圧シリンダーに給気され、さらにその排気が煙室からブラストノズルを経由して煙突へ送られる、という2段構成の複雑なスチームサーキットとなっている。また、弁装置には高圧シリンダーへの給気と同時に、これをバイパスして低圧シリンダーに直接高圧蒸気を流すことで起動時の牽引力増大を図る、マッファイが設計した起動装置が備えられている。
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弁装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 13:59 UTC 版)
「バーデン大公国邦有鉄道IVh型蒸気機関車」の記事における「弁装置」の解説
弁装置については、左右外側に1組ずつ設置されたホイジンガー式弁装置が吸排気系が接続された高圧シリンダーと低圧シリンダーのセットをそれぞれ連動制御する。 低圧・高圧シリンダーの弁は縦列に並べられたタンデム構造になっており、これにより弁装置の簡素化や機構の小型化が図られた。しかし、内側高圧シリンダーの弁を独立して操作できないことは、その調整を著しく困難にした。
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