アーラン

デジタル大辞泉

アーラン【Erlang】

読み方：あーらん

トラフィック（通信回線や設備の利用）に関する国際単位の一。呼量（単位時間あたりの単位回線の占有量）を表す。単位時間あたりの平均使用回数と平均占有時間の積でも表される。名称は、通信トラフィック工学の創始で知られるデンマークの数学者アーラン（Agner K.Erlang）にちなむ。ERLまたはerlとも表記する。

IT用語辞典バイナリ

アーラン

【英】erlang, ERL

アーランとは、通信回線におけるトラフィック量の国際単位のことである。「ERL」と表記される。平均通話時間とともにトラフィック理論で用いられている。

回線が利用された時間の総量（トラフィック量）について、1回線を1時間占有した場合の通信量が1アーランとなる。ちなみにこの単位は、トラフィック理論の提唱者アーラン（A.K.Erlang）の名に由来している。

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OR事典

アーラン, アグナー・K

読み方：あーらん, あぐなー・K
【英】：Erlang, Agner K.

コペンハーゲン電話会社の電話技師で数学・統計学者であったアーランは1909年に待ち行列理論における最初の論文を発表した. その後, 現在, アーランの損失式として知られている M/M// の定常解や M/M/ の定常解などを導出しており, これらは電話回線の設計問題に対する基本公式として現在でも広く利用されている. また, 独立同一な指数分布の和で表現される分布を導入し, これは現在アーラン分布と呼ばれている(1878-1929).

「OR事典」の他の用語

待ち行列：	BCMPネットワーク  PASTA  アーラン, アグナー・K  アーランの損失式  クラインロックの保存則  ケンドールの記号  サービス
待ち行列の応用：	U字型生産ライン  かんばん方式  たたみ込み法  アーラン, アグナー・K  サービス品質  ジャクソンネットワーク  ジャクソンネットワーク

日本化学物質辞書Web

クロモグリク酸ナトリウム

分子式：	C23H14Na2O11
その他の名称：	インタール、クロモリンナトリウム、Intal、Cromolyn sodium、Nalcrom、ロムダール、アーラン、Lomudal、FPL-670、Aarane、ナルクロム、アラン、Narcrom、5,5'-[(2-Hydroxy-1,3-propanediyl)bis(oxy)]bis[4-oxo-4H-1-benzopyran-2-carboxylic acid sodium] salt、5,5'-[(2-Hydroxy-1,3-propanediyl)bisoxy]bis(4-oxo-4H-1-benzopyran-2-carboxylic acid)disodium salt、5,5'-[(2-Hydroxy-1,3-propanediyl)bis(oxy)]bis(4-oxo-4H-1-benzopyran-2-carboxylic acid sodium) salt、5,5'-[(2-Hydroxytrimethylene)bisoxy]bis[4-oxo-4H-1-benzopyran-2-carboxylic acid sodium] salt、クロモグリカート、クロモグリク酸二ナトリウム、DSCG、Sodium cromolyn、Chromoglycate、Disodium chromoglycate、ナトリウムクロモリン、クロモグリク酸ナトリウム、Disodium cromoglycate、CG-500、クロモグリク酸ジナトリウム、5,5'-[(2-Hydroxy-1,3-propanediyl)bisoxy]bis[4-oxo-4H-1-benzopyran-2-carboxylic acid]disodium salt、ナトリウムクロモグリカート、Sodium cromoglycate、5,5'-(2-Hydroxypropane-1,3-diylbisoxy)bis(4-oxo-4H-1-benzopyran-2-carboxylic acid sodium) salt、アルギノン、Arginon、アレルナート、Allernate、インタールA、Intal A、インタールUD、Intal UD、オフタルギー、Ophthalgy、クモロール、クリード、Clead、クールウェイ、Coolway、クロモフェロン、Cromoferon、クロモリーク、Cromoreak、シオミスト、Siomist、シズレミン、Cyzulemin、ドルーミン、Dolmin、トーワタール、Towatal、ノスラン、Noslan、プレント、Plent、ミタヤク、Mitayaku、メインター、Mainter、リノジェット、Rhinojet、ルゲオン、Rugeon、クモロールPF、Cumorol PF、ステリ・ネブクロモリン、Steri・Neb Cromolyn、5,5'-(2-Hydroxy-1,3-propanediylbisoxy)bis(4-oxo-4H-1-benzopyran-2-carboxylic acid sodium) salt、Cumorol
体系名：	5,5'-[(2-ヒドロキシプロパン-1,3-ジイル)ビスオキシ]ビス(4-オキソ-4H-1-ベンゾピラン-2-カルボン酸ナトリウム)、5,5'-[(2-ヒドロキシ-1,3-プロパンジイル)ビス(オキシ)]ビス(4-オキソ-4H-1-ベンゾピラン-2-カルボン酸ナトリウム)、5,5'-[(2-ヒドロキシトリメチレン)ビスオキシ]ビス[4-オキソ-4H-1-ベンゾピラン-2-カルボン酸ナトリウム]、5,5'-[(2-ヒドロキシ-1,3-プロパンジイル)ビス(オキシ)]ビス[4-オキソ-4H-1-ベンゾピラン-2-カルボン酸ナトリウム]、5,5'-[(2-ヒドロキシ-1,3-プロパンジイル)ビスオキシ]ビス(4-オキソ-4H-1-ベンゾピラン-2-カルボン酸)二ナトリウム、5,5'-[(2-ヒドロキシ-1,3-プロパンジイル)ビスオキシ]ビス[4-オキソ-4H-1-ベンゾピラン-2-カルボン酸]ジナトリウム、5,5'-(2-ヒドロキシプロパン-1,3-ジイルビスオキシ)ビス(4-オキソ-4H-1-ベンゾピラン-2-カルボン酸ナトリウム)、5,5'-(2-ヒドロキシ-1,3-プロパンジイルビスオキシ)ビス(4-オキソ-4H-1-ベンゾピラン-2-カルボン酸ナトリウム)

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外国人名読み方字典

アーラン

名前 Erlang

ウィキペディア

アーラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/07/03 10:17 UTC 版)

アーラン（英語 erlang）は音声電話の分野で用いられる、通信トラヒック量に関する統計的な尺度であり、無次元数である。デンマークの電話技師であり、通信トラヒック工学や待ち行列理論の開祖である、アグナー・アーランの名にちなむ。