マホガニー【mahogany】
マホガニー
マホガニー
世界で古くから知られている銘木の一つで、ヨーロッパ諸国が中・南米諸国を植民地にしていた頃には、大量の天然のマホガニーがヨーロッパやアメリカへ輸出されました。したがって、古い文学作品を読むと、マホガニーの椅子とかテーブルなどがよく記述されています。マホガニーには、上述の種類の他に、S.mahagonii Jacq.が知られていますが、こちらの方は、西印度諸島に産し、かっては、こちらの方が良質とされており、マホガニーとして、多く話題にされました。しかし、現在では、ほとんど市場に出てくるようなものはなくなってしまいました。今日、木材として、われわれが入手出来るものは、S.macrophylla のみとされています。こちらの方は、中米から南米にかけて分布があり、世界の熱帯各地で、造林されています。したがって、現在、入手出来るのは、ほとんどがこの種でしょう。 ■分布・産地 ■木材 ■用途 |
マホガニー
●西インド諸島が原産です。今ではメキシコ南部から中央アメリカ、ブラジルの各地に植栽されています。高さは50メートルにもなります。材は世界三銘木のひとつとして有名で、加工しやすいうえに乾燥後は狂いがきわめて少なく、また耐朽性が高いという特徴があります。高級な家具や装飾用材、帆船などに使用されます。
●センダン科マホガニー属の常緑高木で、学名は Swietenia mahagoni。英名は Mahogany。
アグライア: | アグライア アグライア・オドラータ |
サンドリクム: | サントール |
センダン: | 栴檀 |
チャンチン: | オーストラリアちゃんちん 香椿 |
マホガニー: | マホガニー |
桃花心木
マホガニー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/30 23:54 UTC 版)
マホガニー(英: Mahogany、日本語表記: 桃花心木)とはセンダン科マホガニー属 (Swietenia) に属する植物に冠される総称。木材としては導管が大きく柔らかいため加工しやすく、繊維方向に現れるリボン杢と呼ばれる立体的な見た目から高級家具や高級楽器などに使用される木材として知られる。 近年、マフィアやギャングが私有地や国立公園に自生する樹木を違法に伐採し資金源にしていることから、一部ではワシントン条約の附属書IIに登録され、板材や原木を輸出入するには盗品ではないという生産者の証明書類が必要である[1]。
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- 1 マホガニーとは
- 2 マホガニーの概要
- 3 その他
「 マホガニー」の例文・使い方・用例・文例
- 外側はマホガニーが化粧張りしてある.
- 木材のテーブルにマホガニーの化粧張りをする.
- マホガニーの机の表面は美しい光を放っていた.
- 重いマホガニーの家具
- 栗茶色またはマホガニーレッドの色の被毛を持つアイルランド原産の品種
- 西インド諸島産の高木で材質や価値の面でマホガニーに似た堅くてこげ茶色の材がとれる
- マホガニーに似たサビキュの木材
- インドとのビルマ原産の高木で、マホガニーに似た木材を産する
- センダン科、特にマホガニー属の熱帯建築用木材の総称で、固くて黄褐色から赤褐色の木質が簡単に加工でき、非常につやを出すことから価値がある
- 様々なマホガニーの高木の材木
- 滑らかな光沢があるマホガニー木の硬い黄色がかった木
- スギ・マホガニーの木
- アフリカマホガニーの高木
- マホガニーに類似している木がある熱帯アフリカの材木用樹木
- 熱帯アメリカのマホガニーの高木
- 西インド諸島のマホガニーの高木
- 中米の貴重なマホガニーの高木
- フィリピンマホガニーの赤から薄赤色の堅材で、葉巻の箱や内装の仕上げに用いられる
- マホガニーに似た材と卵形の甘い食用果実を産する熱帯アメリカの高木
- マウンテンマホガニー
マホガニーと同じ種類の言葉
マホガニーに関連する言葉 | マホガニー(まほがにー、マホガニ) ホンジュラスマホガニー アフリカンマホガニー ソリッドマホガニー |
高木に関連する言葉 | ポポー ポーポー(ポーポ) マホガニー(まほがにー、マホガニ) マンゴスチン マンゴー(マンゴ) |
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