うもれ‐ぎ【埋(も)れ木】
埋れ木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 22:58 UTC 版)
埋れ木(うもれぎ、英語: bog-wood)は、樹木の幹が、地殻変動や火山活動、水中の堆積作用などによって地中に埋もれ、長い年月をかけて圧力や熱を受けたために変成し、半ば炭化したもので、亜炭もしくは褐炭[1]の一種である。「埋木」「埋もれ木」とも表記し、岩木とも言う。森林は埋没林と呼ばれる。
- ^ 亜炭と褐炭は、ともに低品位炭に分類され、褐炭は炭素含有量70~78%、亜炭は70%以下。
- ^ Owen, James. “How to grow plants on bogwood”. Aqua Daily. 2012年10月20日閲覧。
- ^ 小竹孝「埋もれ木細工」最後の職人◇500万年前の炭化木材、炭坑の廃坑で現存数僅かに◇『日本経済新聞』朝刊2017年9月1日(文化面)
- ^ “猿ヶ森ヒバ埋没林特定地理等保護林”. 東北森林管理局. 2012年10月20日閲覧。※PDF資料へのリンクあり。
- ^ a b c “猿ケ森ヒバ埋没林”. 青森県木材協同組合. 2012年10月20日閲覧。
- ^ a b “天然青森ヒバの紹介”. 東北森林管理局. 2012年10月20日閲覧。
- ^ a b “猿ヶ森ヒバ埋没林”. 東北森林管理局. 2012年10月20日閲覧。
- ^ “中国地図に似た珍しい埋れ木 雲南省”. 人民網. (2008年12月25日) 2012年10月20日閲覧。
- ^ 象潟郷土資料館『秋田観光 にかほ絵草子 2020-2021版』p6 一般社団法人にかほ市観光協会
- ^ 打越山詩子(魚津埋没林博物館) (2017年). “魚津埋没林の成因ならびに富山湾周辺地域の最終氷期後の古環境解析”. 平成29年度 日本海学研究グループ支援事業報告書. 2021年5月29日閲覧。
- ^ このような身分の者には、他家の養子となってそちらで活躍の場を得るという道があったが、どういうわけか直弼にはその機会も与えられなかった。
埋れ木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 10:16 UTC 版)
「埋れ木」も参照 埋れ木(うもれぎ)とは、倒木が水や火山灰や土砂などに埋没し、酸素が遮断されることで、菌や虫などによって腐敗することなく、長い年月を経て、半ば炭化した木材のことである。炭化により材質は脆く、やや青がかった灰色をしている。炭化がさらに数万年進んだ物は石炭となる。樹種は平地に生える木が多く、主に杉(すぎ)、榧(かや)、楢(なら)、桂(かつら)などが採掘される。「神代(じんだい)」とも呼ばれ、杉は「神代杉」などと呼ばれる。非常に希少価値の高い銘木である。
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