駅前大橋線および環状線の建設とは? わかりやすく解説

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駅前大橋線および環状線の建設

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 14:21 UTC 版)

広島電鉄」の記事における「駅前大橋線および環状線の建設」の解説

駅前大橋 (広島市)」、「ひろしま駅ビル ASSE#改築計画」、および「広島駅#改良工事」も参照 2010年平成22年6月29日広島電鉄取締役会社長に就任した越智秀信は就任前5月12日JR広島駅広島市南区稲荷町を結ぶ路面電車新路線「駅前大橋線」の、2016 - 17年運行開始目指す考え明らかにした。 その後乗り入れ方法についてJR側は広島駅建て替え含めた高架乗り入れ広電側は地下乗り入れ希望しているとされた。その後2013年1月越智社長の解任で、方針見直すとされ、同月18日高架式に方針転換すると社長明らかにした。 広島市学識経験者等で構成する広島駅南口広場再整備係る基本方針検討委員会」を設置し2010年平成22年8月31日第1回会合開催され路面電車駅前大橋ルート含めて検討が行われた。2013年6月検討委員会としては「高架式」で見解一致2013年平成25年8月から2014年平成26年5月にかけて4回の住民説明会実施した当初の案では、駅前を東寄り迂回していた本線広島駅 - 稲荷町間の現ルート廃止し稲荷町から駅前大橋を通る軌道新設駅前大橋高架上がり広島駅ビル乗り入れる方針となったまた、皆実線駅前大橋ルートへの接続的場町経由(すなわちこの場合皆実線ルート比治山下→段原一丁目的場町広島駅となる)では困難なため、皆実線比治山町交差点比治山下 - 段一丁目間)から松川町交差点経由稲荷町接続し駅前大橋方面に向かうルート変更されることとなった。このルート変更合わせて本線稲荷町 - 広島駅間・皆実線比治山町交差点 - 的場町間を廃線とし、両区間上の猿猴橋町的場町段原一丁目三つ電停廃止的場町段原一丁目電停代わりに松川町地区電停新設する計画となった。さらに、廃止される電停周辺住民への救済措置として、広島駅起点として広電バス等による代行バス運行予定されていた。しかし、周辺住民からは電停廃止代替バス運用形態広島駅起点となるバスルートの場合繁華街八丁堀紙屋町方面へは乗り継ぎ必至となる)などに対す反対意見多く広島市側も引き続き検討重ねることとなった。しかし、2014年1月第3回地元説明会段階では、反対意見への対応として検討重ねたものの、既存皆実線的場町電停まで残す場合において、駅前大橋線との交差点となる駅前大橋南詰交差点分岐点設けることは、電車自動車走行安全性信号運用都合上厳しいことには変わりないことが確認された。この他稲荷町交差点的場町方面から広島駅方面に曲がる軌道設置する(すなわち、比治山下→段原一丁目的場町稲荷町広島駅)も提案されたが、稲荷町交差点通過距離の都合上厳しいと判断された。 2014年3月になって的場町段原一丁目電停廃止反対していた沿線町内会から、その両電停を含む環状線新設要望書提出された。検証結果、この場合本線稲荷町方面から皆実線段原一丁目方面新たに軌道整備することになる的場交差点には信号上、走行安全性支障がないことから実現可能だ判断された。 また環状線となれば、両電停存続し広島駅には直行できなくなるものの、八丁堀紙屋町方面へは直行できることから、住民感触概ね好意的で、また、広島市としても検討当時市街中心部循環する交通機関は、主に観光客利用想定したバスめいぷる〜ぷ」しかなかったことから、電車環状線開設によって回遊性増加するということ市内活性化寄与する判断一方で猿猴橋町電停廃止となるものの、周辺にあるバス停猿猴橋町電停からすぐのところに集約されることから、関係各電停周辺利便性確保されるとして、代行バス運行案は廃案方向となったその後JR西日本広島電鉄との協議検討委員会などを経て2014年9月2日に『広島駅南口広場再整備等に係る基本方針』を発表した。ここには、循環ルート便の提案や、元々は廃止予定電停代わりだった松川町への電停新設稲荷町ホーム増設そのまま盛り込まれた。 2019年3月27日広島電鉄駅前大橋ルート及び循環ルート整備する方針について公式発表した2014年広島市公表案に沿って、「広島駅 -(駅前大橋)- 稲荷町 - (仮称松川町 - 比治山下」間のルート新設し本線駅前大橋経由として「広島駅 - 猿猴橋町 - 的場町」間を廃止、さらに「紙屋町 - 八丁堀 - 的場町 - 段原一丁目 - 皆実町六丁目 - 市役所前 - 紙屋町」の循環ルート新設とそれに伴う的場町付近軌道新設稲荷町段原一丁目方向)・電停集約盛り込まれた。広島電鉄2019年4月軌道法に基づく特許申請行ない以降2020年度工事着手2025年春の供用開始目指している。

※この「駅前大橋線および環状線の建設」の解説は、「広島電鉄」の解説の一部です。
「駅前大橋線および環状線の建設」を含む「広島電鉄」の記事については、「広島電鉄」の概要を参照ください。

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