駅前大橋線とは? わかりやすく解説

駅前大橋線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 04:02 UTC 版)

駅前大橋 (広島市)」の記事における「駅前大橋線」の解説

広島電鉄#新線延伸計画」も参照 駅前大橋線とは、広島駅 - 駅大橋 - 駅前通りから広島県道164号広島海田線稲荷町交差点曲がり稲荷大橋へと進むルートである。 現行の広電本線ルートは、広島駅から猿猴橋町通り荒神三叉路県道164号へ曲がり荒神橋わたって直進し稲荷大橋抜ける。このルート上である荒神地区-稲荷町県道164号(荒神陸橋-荒神三叉路-荒神橋)は県内でも有数交通渋滞路線であり、朝夕ラッシュ時には路面電車通行により渋滞拍車をかけている状況である。また荒神橋現存する被爆橋梁一つであり歴史的に意義のあるということから、広島市管理する中でも優先的に延命処置行っている側面もある。 そもそもの新路線の発案は、1960年代モータリゼーションとその反動として広電利用者減少したことにより、市内交通網抜本的な整備計画立てられたことから始まる。ただ費用問題もありそこから具体的に進まずバブル景気以降1990年代入り計画の見直し図られるようになったその後2000年平成12年広島市中期計画一つ"新たな公共交通体系づくりの基本計画について"、2002年平成14年中国地方交通審議会"広島県における公共交通機関維持整備に関する計画について"の中で、いくつかある路線とともに「駅前大橋線」を新規路線案として盛り込まれた。2004年12月官民による路面電車機能強化策を探る検討委員会設置され協議開始した2010年平成22年6月29日広島電鉄取締役会社長に就任した越智秀信は就任前5月12日、「駅前大橋線」の2016 - 17年運行開始目指す考え明らかにした。 乗り入れ方法について当初報道では、市およびJR側は広島駅建て替え含めた高架乗り入れ」、広電側は「地下乗り入れ」を希望しているとされた。2013年1月広電越智社長の解任発表した新社長に就任した椋田昌夫により、広電内で地下案を推奨していたのは越智だけであり社内混乱させていたことから解任されたこと、今後広電地下案を白紙撤回することが合わせて発表された。同年6月広島市による検討委員会により高架案が全員一致採用されることになった広島市JR西日本広島電鉄協議重ね検討委員会地元説明会経て各所との話がまとまり2014年9月2日に「広島駅南口広場再整備等に係る基本方針」を決定した発表した。この基本方針は、本線稲荷町電停から駅前大橋を通るルート変更駅前大橋高架上がり広島駅ビル乗り入れる内容その後2019年10月に、これに稲荷町停留所から比治山町交差点までの区間加えた整備後の収支状況明らかにした際、開業予定2025年令和7年)春としている。

※この「駅前大橋線」の解説は、「駅前大橋 (広島市)」の解説の一部です。
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