走行映像の注目点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 02:02 UTC 版)
「完全走破!日本縦断2002キロ高速道路の旅」の記事における「走行映像の注目点」の解説
全体 前述の通り、1987年9月頃の平日に撮影したため現在あるJCT・IC・SA・PAがこの当時はほとんどが未開業・未開通となっている。そのため当時はそれらの影も形もない様子が確認できる。また出口案内も英語表記のない看板が多く目立ち、凝らしてみると未開業当時しか見られない地名が確認できる(例:磐田、米子、浜田など)。また平日のため、所々工事による車線規制が行われているのが確認できる。 JCT・IC・SA・PAを除く連続照明灯区間も当時は設置がなく、特に東北自動車道(久喜 - 浦和)や東名高速道路 (東京 - 御殿場)はそれがないのも確認できる。 更に現在では民営化により閉店した売店やガソリンスタンド(のアイコン)、廃止や移動前のパーキングエリアも確認できる。 東北自動車道 当時山形自動車道が未開通だったが、映像では村田JCTの建設中の様子(下り線の建設用防壁)が確認できる。 東北自動車道の古川IC - 大和IC間では工事による対面通行規制のため反対方向の車線に移動するシーンがある(映像ではコーンを用いているが、現在は対面通行規制の際は暫定2車線区間で使用されるポールを仮設置している)。 福島県のテロップが出るが、実際は福島・宮城県境すら越えておらず、福島県はすべてカットされている(県境は国見SA付近になる) 当時は鹿沼IC - 川口JCTが6車線区間だった。 東名高速道路 東京本線料金所先で神奈川県のテロップが表示されるが、実際は東京IC先で神奈川県に入っている。 当時は東京IC - 厚木ICが6車線区間だった。 大井松田IC - 足柄SA間は当時4車線区間であり、上り線は現在の下り線右ルートとなる。また日本坂トンネル付近も当時4車線区間で走行するのは、現在の上り線右ルートを走行する。 御殿場IC通過後、駒門PAの先に、当時建設途中であった裾野ICの流出路及び流入路を見ることができる。 前述の通り、小牧ICでは小牧ICのテロップは表示されず、東名高速道路から名神高速道路に路線が変わった事を告げるテロップが代替的に表示される。 名神高速道路 一宮ICの情報表示板は出口予告1km手前(実際は出口より約1.2km手前)に設置されている。(通常は出口より約300m手前)現在でも情報表示板は出口予告の1km手前に設置されている(撮影当時の旧式と差し替えられている)。 京都南IC - 吹田JCT間は当時4車線区間で、天王山トンネル周辺は現在の下り線左ルートを走行する。 中国自動車道 現在の吉川JCTは撮影当時まだ工事中だったが、開通までまだ間があった段階で標識(緑色の板で隠されていた)を設置しているのが伺える(通常新たにジャンクション工事をする場合で標識を追加する場合は、開通直前で設置される)。 当時浜田自動車道が未開通だったが、映像では千代田JCTの建設中の様子(下り線の建設用防壁)が確認できる。 広島北JCT - 戸河内ICにかけての暫定2車線区間(冠山トンネル、米山トンネル付近も同様)で、現在の加計東トンネル内で作業による片側交互通行が行われているのが確認できる。 小月IC - 下関IC間で工事が行われているところで、一部は片側2車線(走行車線・追越車線)をふさいで、登坂車線に車を通している。このようなシーンはここだけである。 北九州道路・北九州直方道路 前述通り、九州道小倉東IC - 八幡IC間が未開通だったため並行する両区間を走行する。この当時は接続道路だったため料金徴収はしなかった。そのため料金所をスルーする様子が確認できる。当時は一般有料道路として扱っていたため料金徴収せず連続走行ができた。そのため東京 - 八代間が通しでの通行料金になっているのはこのためである。なお現在は北九州高速4号線として別料金扱いとなっているため連続走行はできない。 八幡ICから約4km手前の小嶺出入口付近で、八幡ICと九州道に入るテロップが表示される。 九州自動車道 鳥栖JCTのテロップは他の分岐点と異なり、1km手前で表示されるとすぐに消えてしまい、実際の分岐点では何も表示されずに素通りしてしまう。また「鳥栖JCT」のテロップのみ、ふりがなが省略されている。 テロップの表示順番の都合上、南関ICの手前2km標識が設置されている場所で熊本県の文字列が表示されるが、実際には南関IC約1km手前で熊本県に入る。 ラストは八代IC料金所で走行した通行料金総額のテロップが出る。その時の画像は料金ブースに入ったところでストップモーションになり高速道路の旅が終了した事を告げるテロップが表示された後、最後に開通した区間の1つでもある首都高速道路川口TB、川口PA付近の空中からの映像で締めている。
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