知恩院本堂(御影堂)(京都府)
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解説 | |||||
知恩院は,京都東山の山麓にある浄土宗総本山で,本堂(御影堂)は中心建築の建ち並ぶ伽藍中段にある。 本堂(御影堂)は,寛永10年(1633年)焼失後,徳川家光によって寛永16年(1639年)に建立された。桁行11間,梁間9間,入母屋造,本瓦葺の建物である。全体として外観は和様でまとめ,内部は禅宗様の巧みな技法を駆使して柱が林立した空間をつくり,浄土宗本堂の建築的特徴を最大限にあらわしている。意匠や技術の面において極めて優れ完成度も高く,江戸初期における徳川家の大造営の代表として位置づけられ,我が国の建築史上極めて高い価値がある。総本山本堂に相応しい壮大な規模と雄麗な内部を創出し,我が国の社会に広く影響を及ぼした浄土宗の中心建築として,特に深い文化史的意義を有している。 |
知恩院本堂(御影堂)
名称: | 知恩院本堂(御影堂) |
ふりがな: | ちおんいんほんどう(みえいどう) |
名称(棟): | |
名称(ふりがな): | |
番号: | 0222 |
種別1: | 近世以前/寺院 |
国宝重文区分: | 国宝 |
指定年月日: | 2002.05.23(平成14.05.23) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 京都府 |
都道府県: | 京都府京都市東山区新橋通大和大路東入三丁目林下町 |
所有者名: | 知恩院 |
指定基準: | |
管理団体名: | |
管理団体住所: | |
管理団体指定年月日: | |
構造形式: | 桁行十一間、梁間九間、一重、入母屋造、正面向拝五間、背面向拝三間、 本瓦葺 |
時代区分: | 江戸前期 |
年代: | 寛永16(1639) |
解説文: | 知恩院は,京都東山の山麓にある浄土宗総本山で,本堂(御影堂)は中心建築の建ち並ぶ伽藍中段にある。 本堂(御影堂)は,寛永10年(1633)焼失後,徳川家光によって寛永16年(1639)に建立された。桁行11間,梁間9間,入母屋造,本瓦葺の建物である。 全体として外観は和様でまとめ,内部は禅宗様の巧みな技法を駆使して柱が林 立した空間をつくり,浄土宗本堂の建築的特徴を最大限にあらわしている。 意匠や技術の面において極めて優れ完成度も高く,江戸初期における徳川家の大造営の代表として位置づけられ,我が国の建築史上極めて高い価値がある。 総本山本堂に相応しい壮大な規模と雄麗な内部を創出し,我が国の社会に広く影響を及ぼした浄土宗の中心建築として,特に深い文化史的意義を有している。 |
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