禅宗様とは? わかりやすく解説

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ぜんしゅう‐よう〔‐ヤウ〕【禅宗様】


禅宗様

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 18:41 UTC 版)

禅宗様(ぜんしゅうよう)は、日本の伝統的な建築様式の一つ。唐様とも言う。




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禅宗様

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:13 UTC 版)

鎌倉文化」の記事における「禅宗様」の解説

鎌倉時代中期になると、禅宗寺院建築建物配置多く北宋影響受けた禅宗様とよばれる特徴的な様式建てられるようになった屋根急勾配呈し、強い軒反り示しており、組物上のみならず柱間にも配した詰組軒裏垂木扇状配する扇垂木釣鐘型の花頭窓縦横をはめた扉(桟唐戸)などをともなうことが多い。礎盤上に立ち、粽を付ける。仏堂場合堂内には床を張らず四半敷きとし、天井中央鏡天井周囲化粧屋根裏とするのが典型的である。 簡素ながらも多様な曲線的手法がみられ、整然とした美しさ特色としており、宋からの渡来様式であったため唐様とも呼称される。大仏様が、その後あまり発展をみなかったのに対し、禅宗様は、のちに禅宗以外の寺院建築でも用いられるようになり、後世への影響大きい。 功山寺仏殿山口県下関市元応2年1320年建立桁行三間梁間三間入母屋造檜皮葺一重裳階付の仏殿現存最古かつ典型的な禅宗様建築である。本尊千手観音坐像堂内安置する国宝善福院釈迦堂和歌山県海南市嘉暦2年1327年建立桁行三間梁間三間寄棟造一重裳階付、総本瓦葺仏殿堂内本尊釈迦如来坐像安置する国宝安楽寺八角三重塔長野県上田市鎌倉時代末期建立全高18.75メートル八角三重塔婆、初重裳階付、杮葺国宝

※この「禅宗様」の解説は、「鎌倉文化」の解説の一部です。
「禅宗様」を含む「鎌倉文化」の記事については、「鎌倉文化」の概要を参照ください。

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