甚兵衛関連年表とは? わかりやすく解説

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甚兵衛関連年表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 09:28 UTC 版)

中甚兵衛」の記事における「甚兵衛関連年表」の解説

1638年寛永15年):吉田川堤防決壊吉田川大和川支流で、この当時川底周辺田地の高さには、それほど差がなかったとみられる今米は、吉田川左岸位置した1639年寛永16年):甚兵衛生まれる。 1649年慶安2年):久宝寺川大和川本流右岸堤防が、八尾木付近決壊1652年承応元年):吉田川堤防決壊甚兵衛14歳、耳でしか聞いていなかった洪水を自ら体験1656年明暦2年):甚兵衛の父が亡くなる。法名は道専。(俗名活動裏付けるものはない。) 1657年明暦3年):甚兵衛19歳)が江戸下り大和川付け替え願い出る以後足掛15年、ほとんど江戸滞在し訴え繰り返す1660年万治3年):幕府派遣役人初め大和川付け替え検分を行う。新川筋の迷惑の訴え計画中止される以後検分-迷惑の訴え-中止」が繰り返される1665年寛文5年):第2回大和川付け替え検分この頃より大和川急速に天井川へと姿を変える1671年寛文11年):第3回大和川付け替え検分1672年寛文12年):3度目計画中止となり、甚兵衛34歳)は今米での母との生活に戻る。 1673年寛文13年):甚兵衛35歳結婚。妻16歳。のちに1男2女。 1674年延宝2年):玉櫛川(大和川支流入口右岸法善寺二重堤が決壊川幅が狭いその下流域吉田川菱江川)に濁流流れ込み深野池新開池含め堤防決壊35ヵ所という大水害(寅年大洪水)に見舞われる。この二重堤は復旧されず、延宝年間(~1681)は広域水害多発する(5回・延べ70ヵ所)。 1675年延宝3年):大和川はすべて天井川となり、田地との差が3mを超すところが増加する付け替え運動摂津河内両国15万石余の々が賛同する規模拡大する1676年延宝4年):第4回大和川付け替え検分1683年天和3年):第5回大和川付け替え検分含め大規模な洪水対策調査実施される付け替え反対する河村瑞賢意見採用され翌年より安治川開削など大普請実施される1684年貞享元年):時の畿内治水最高責任者若年寄稲葉正休大老堀田正俊刺殺する1687年貞享4年):河村瑞賢普請前年終了したことから、大和川付け替え嘆願禁止されるこの年嫡子(のちの九兵衛)が誕生した甚兵衛49歳)らは、代替治水計画嘆願へと切り替える。しかし、付け替え運動の流れ引き継ぐ々の規模は、このあと河州7万石、同3万石へと減少していく。 1699年元禄12年):河村瑞賢前年よりの第2期普請終え江戸で亡くなる。 1701年元禄14年):河内低地部大水害。今米記録では、この年本年貢全て免除される1702年元禄15年):深野池新開池悪水を落とす42が、江戸からの視察役人早期水はけ改善訴えるが、その件は取り合わず、堤奉行大和川付け替え検討に入ることを知らせる。42揃って出頭するが、代表者と話をするとして、今米村庄屋甚兵衛水走村庄屋弥次兵衛選ばれる二人一、二出頭するが、その後甚兵衛だけが何度も呼び出される。この時の具申で、甚兵衛は、堤奉行万年長十郎力量認められ普請御用仰せつかる1703年元禄16年):4月甚兵衛は堤奉行に、以前検分筋を案内するその後第6回になる正式な大和川付け替え検分20年ぶりに実施される10月28日に付け替え決定普請奉行助役発表する普請奉行一人大久保甚兵衛なる人がいたため、甚兵衛65歳)は甚助改名、のち、子供にも甚兵衛の名は継がせなかった。 1704年元禄17年):2月27日川下より新大和川築造工事が始まる。 1704年宝永元年):10月13日付け替え地点新川切通し新大和川開削工事竣工するその後工事携わった甚助甚兵衛66歳)・九兵衛親子は、幕府への御礼江戸へ下る。 1705年宝永2年):10月29日、中甚助甚兵衛)は大坂津村御坊北御堂)で剃髪、乗久を名乗る1730年享保15年):9月20日、中甚助甚兵衛死去享年921914年大正3年11月19日従五位追贈された。

※この「甚兵衛関連年表」の解説は、「中甚兵衛」の解説の一部です。
「甚兵衛関連年表」を含む「中甚兵衛」の記事については、「中甚兵衛」の概要を参照ください。

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