てい‐はつ【×剃髪】
剃髪
読み方:テイハツ(teihatsu)
髪を剃ること
剃毛
剃髪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 07:08 UTC 版)
僧侶の規律として剃髪がある。また、剃髪した僧侶が、還俗して髪を伸ばすことは蓄髪(ちくはつ)という。近年、浄土真宗をはじめとして、寺以外に仕事を持っているなどで有髪の僧侶も見受けられるが、現代日本の伝統教団には一部を除き、平安時代以降は、教義上、具足戒を受ける習慣がなく、彼らは厳密には僧侶(比丘)ではないので問題はないとも言える。 ちなみに、『小事犍度』には、螺髻梵志(バラモン教の僧侶)は頭髪を伸ばして、それを頭の上で輪にして留めていた。しかし仏教では「僧は長髪を持すべからず。二カ月もしくは二指間は許す」と伝え、『四分律』では、「応に鬚髪を剃るべし。極長は長さ両指、もしくは二カ月に一剃する。これは極長なり」と記し、『十誦律』は、「六群比丘が髪を留めて捲かしめ、留めて長くしていた時に、髪を留めて長からしめるべからず」と説いた。ただし、人気のない静かな場所で独住して修行する林住比丘の場合、長さ二寸(約6cm)までは無罪であるとする。 大衆部の律には、釈尊は「四カ月に一度、剃髪をされた」と伝承されている。
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剃髪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:23 UTC 版)
いわゆるスキンヘッド。中途半端に毛髪が残るから悩むのだと考え、完全に毛髪を剃り落としてしまう。一番シンプルで費用がかからない。脱毛症の問題が見た目よりもむしろ本人の精神面にあることを思えば究極の解決方法とも言える。一方で 頭の形が不格好だったり、頭皮に傷がある人はやりにくい。 頭部を保護する毛髪がなくなるので、頭皮を傷つけやすくなり、冬場は寒い。 暴力の象徴と見る地域があり(やくざやネオナチなど)、非難の目で見られることもある。 人に与える印象が強い「髪型」であり、何かと人目が集まりやすい。 上記の理由から、人によっては外出時は帽子や後述するかつらが欠かせない。 といった問題点もある。
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