死郎の一味
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「劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン」の記事における「死郎の一味」の解説
本作品における敵。配下のイマジンたちはいずれも黄緑と黒を基調としている。 死郎(しろう) / 仮面ライダー幽汽 ハイジャックフォーム 死者の時間を彷徨う400年前の武士の怨霊。仮面ライダー幽汽 ハイジャックフォームに変身出来る。生前愛した女性ソラを甦らせるため、幽霊列車と幽汽の力、そして特異点である良太郎を利用し、この世とあの世の時間を転換させ全ての死人を蘇らせようと謀る。独楽回しを得意とし、鞭を使い無数の炸裂する独楽を操り戦う。この攻撃でNEW電王、電王クライマックスフォームを変身解除させるほど高い戦闘能力がある。死人やイマジンを理性を持たない状態で甦らせ、操る能力を持つ。常にソラのことを異常なまでに思っており、彼女が悲しむ(と思い込む)と激しく逆上する。生前は良太郎に見せていた常に影を落とすような人物ではなく、明るい性格の若侍だった。 ゴースト、ファントム、シャドウイマジンを雇い、拉致した良太郎にゴーストイマジンを憑依させ幽汽 スカルフォームとして活動させて、自身の目的を成し遂げようと企む。後に良太郎が元に戻ると、自身も幽汽に変身、騎馬戦などで電王ライナーフォームとソードフォームを圧倒したが、幸太郎/NEW電王が加勢したことで形勢が逆転、3人の必殺技の同時攻撃を受けて変身解除。ソラの腕の中で力尽き、彼女と共に死者の世界へ戻っていった。監督の金田は35歳から36歳くらいをイメージしている。 幽霊列車の力を司る仮面ライダーで、読みは「ゆうき」。G良太郎もしくは死郎が変身する。G良太郎が変身するスカルフォームと死郎が変身するハイジャックフォームが登場した。ユウキベルトとライダーパスを使用して変身する。基本カラーは黒。上半身のアーマーはガオウのものに酷似している。電仮面は両フォーム共に、レールを伝って顔面に移動した直後は海賊帽を被った髑髏の形状となっている。変身の過程は、プラットフォームに相当する形態を経る形で変身する。 デザインはハイジャックフォームが先に描かれ、設定に合わせて後にスカルフォームがデザインされた。 スーツは『俺、誕生!』のガオウの改造。 共通ツール ライダーパス 幽汽への変身に用いるパス。外見や機能は電王の物と同様。 ユウキベルト 主な機能はデンオウベルトなどと同じで、フォームチェンジスイッチはウイングフォームやガオウと同じ物。黒と金を基調としたカラーリングと電子音声、変身待機メロディを除けば外観、形状はガオウベルトと全く同じ物となっている。電子音声はNEW電王の物と同様。 スカルフォームの場合は手動で腰に装着するが、ハイジャックフォームの場合は死郎が鞭を自身の腰に巻き付けると自動的に実体化して装着される。 幽霊列車専用パス 持っている過去へ向かう際に必要となるチケット。劇中では「1729年5月23日」と書かれた闇のチケットが登場。背景に髑髏を象ったマークが描かれている。 必殺技 ターミネイトフラッシュ 鬼火と化したフリーエネルギーを纏わせた剣を地面に叩きつけ、地表を砕きながら突き進む衝撃波を放つ。ゼロノスを変身解除させた上、重傷を負わせるほどの威力を持つ。 劇中ではスカルフォームが使用していたが、設定上ではハイジャックフォームでも使用可能。
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