樋口一葉とは? わかりやすく解説

ひぐち‐いちよう〔‐イチエフ〕【樋口一葉】

読み方:ひぐちいちよう

1872〜1896]小説家歌人東京生まれ本名、なつ。中島歌子和歌学び半井桃水(なからいとうすい)を小説の師とした。「文学界」の同人親交民衆哀歓描き、独自の境地示した小説たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」など。


樋口一葉

作者島京子

収載図書木曽秋色
出版社編集工房ノア
刊行年月2005.6


樋口一葉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 03:00 UTC 版)

樋口 一葉(ひぐち いちよう{歴史的仮名遣では、ひぐち いちえふ}、1872年5月2日明治5年3月25日)- 1896年(明治29年)11月23日)は、日本小説家東京生まれ。戸籍名は「奈津」だが、本人は「夏子」「夏」「なつ」と名乗ったり自署したりすることが多かった[1][2]


注釈

  1. ^ 22歳の春に自分で「法通妙心信女」という戒名(ママ)をつけていたが、井上ひさしはこの戒名に「あなたの文学を解読する鍵がある。あなたは生きながら死んでいたのですね。だからこそこの世がよく見えたのでしょう」と『the座』創刊号の一葉との架空対談で語った[43]
  2. ^ 令和6年(2024年)以降発行分に予定されている紙幣刷新により、津田梅子に変更されるまで。
  3. ^ 現在の『毎日新聞』とは別の新聞。

出典

  1. ^ 澤田 2005, p. 10.
  2. ^ a b 「略年譜」(樋口アルバム 1985, pp. 104–108)
  3. ^ 樋口一葉生誕の地”. 千代田区観光協会 (2021年11月3日). 2021年11月2日閲覧。
  4. ^ 澤田 2005, p. 9.
  5. ^ 「歌人・なつ子」(樋口アルバム 1985, pp. 2–21)
  6. ^ 澤田 2005, p. 13.
  7. ^ a b 『樋口一葉と甲州』, p. 30.
  8. ^ 澤田 2005, p. 14.
  9. ^ 澤田 2005, p. 22.
  10. ^ 澤田 2005, p. 25.
  11. ^ 澤田 2005, p. 30.
  12. ^ 澤田 2005, pp. 32–34.
  13. ^ 佐佐木信綱「芸術界の人々 樋口一葉」『明治大正昭和の人々』新樹社、1961年、111頁。 
  14. ^ a b 明治大正昭和の人々 12 芸術界の人々1/11”. 江戸期版本を読む. Livedoor blog (2022年10月2日). 2022年10月21日閲覧。
  15. ^ a b 宮本百合子婦人と文学青空文庫
  16. ^ 澤田 2005, p. 47.
  17. ^ 澤田 2005, p. 39.
  18. ^ 澤田 2005, p. 41.
  19. ^ 澤田 2005, pp. 43–45.
  20. ^ 村上計二郎著『列伝偉人の結婚生活』日本書院、大正14年
  21. ^ a b c d e f g h i 無謀な決断が道を拓いた 樋口一葉の日記をたどる」『日本経済新聞』日曜朝刊「NIKKEITheSTYLE」9-11面(2020年11月29日閲覧)
  22. ^ 澤田 2005, pp. 45–47.
  23. ^ 澤田 2005, p. 38.
  24. ^ a b c 『樋口一葉と甲州』, p. 32.
  25. ^ 澤田 2005, p. 78.
  26. ^ 澤田 2005, pp. 56–65.
  27. ^ 澤田 2005, pp. 85–89.
  28. ^ 澤田 2005, p. 65.
  29. ^ 澤田 2005, pp. 94–96.
  30. ^ 澤田 2005, pp. 106–107.
  31. ^ 澤田 2005, pp. 127–134.
  32. ^ 澤田 2005, pp. 138–143.
  33. ^ 桑原朝子「樋口一葉『大つごもり』に見る信用問題 : 西鶴との比較を手掛りとして」『北大法学論集』第73巻第2号、北海道大学大学院法学研究科、2022年7月、1-40頁、ISSN 0385-5953CRID 1050293015560520448 
  34. ^ 『樋口一葉と甲州』, p. 63.
  35. ^ 澤田 2005, p. 161.
  36. ^ a b c d 『樋口一葉と甲州』, p. 50.
  37. ^ 『樋口一葉と甲州』, p. 50-51.
  38. ^ 『樋口一葉と甲州』, p. 40,50.
  39. ^ 澤田 2005, pp. 182–188.
  40. ^ 服部敏良『事典有名人の死亡診断 近代編』(吉川弘文館、2010年)p.249
  41. ^ 樋口一葉夭逝す『新聞集成明治編年史 第九卷』林泉社、1936-1940
  42. ^ 澤田 2005, p. 217.
  43. ^ 笹沢信『ひさし伝』新潮社 2012年 p.287
  44. ^ a b c d e 『樋口一葉と甲州』, p. 60.
  45. ^ 一葉歌集国立国会デジタルコレクション、2022年10月20日閲覧。
  46. ^ 「大藤村講演會の一幕」『随筆』戸川秋骨著(奎運社, 1924年)
  47. ^ 村上計二郎『列伝偉人の結婚生活』日本書院、大正14年
  48. ^ 戦前都道府県知事総覧
  49. ^ a b 施設概要”. 一葉記念館. 2021年11月3日閲覧。
  50. ^ a b 過去の展覧会アーカイブ”. 日本近代文学館. 2021年11月3日閲覧。
  51. ^ 樋口一葉・その文学と生涯”. 日本近代文学館. 2021年11月3日閲覧。
  52. ^ 常設展のご案内”. 山梨県立文学館. 2021年11月3日閲覧。
  53. ^ やまなし文学賞”. 山梨県立文学館. 2021年11月2日閲覧。
  54. ^ 日外アソシエーツ編『最新文学賞事典2014-2018』日外アソシエーツ、2019年、95-96頁。ISBN 9784816927706 
  55. ^ 開館15周年記念企画展 樋口一葉展Ⅰ われは女なりけるものを ―作品の軌跡―”. 山梨県立文学館. 2021年11月3日閲覧。
  56. ^ 開館15周年記念企画展 樋口一葉展Ⅱ 生き続ける女性作家 ―一葉をめぐる人々―”. 山梨県立文学館. 2021年11月3日閲覧。
  57. ^ 開館20周年記念企画展 樋口一葉と甲州”. 山梨県立文学館. 2021年11月3日閲覧。
  58. ^ 企画展「樋口一葉没後120年記念 ひびきあう、清方と文学」”. アイエム インターネットミュージアム (2021年11月3日). 2021年11月2日閲覧。
  59. ^ 樋口一葉没後120年記念 ひびきあう、清方と文学”. 鎌倉市鏑木清方記念美術館 (2021年11月3日). 2021年11月2日閲覧。
  60. ^ 会社概要 風水国際グループ株式会社
  61. ^ 特別展「樋口一葉展―わが詩は人のいのちとなりぬべき」”. 神奈川近代文学館 (2021年11月3日). 2021年11月2日閲覧。
  62. ^ 『樋口一葉展―わが詩は人のいのちとなりぬべき』神奈川近代文学館、2021年、2頁。 
  63. ^ 「女性・ジェンダー」「貧困」「東京」現代につながる樋口一葉/生誕150年 ゆかりの地で記念展東京新聞』夕刊2022年5月2日1面(2022年5月4日閲覧)
  64. ^ 旗手勲「日本資本主義の生成と不動産業国連大学人間と社会の開発プログラム研究報告(1981年、ジェトロアジア経済研究所
  65. ^ 樋口一葉 和歌(1)
  66. ^ a b 読売新聞』2002年8月2日[要ページ番号]
  67. ^ 佐佐木信綱「芸術界の人々 樋口一葉」『明治大正昭和の人々』新樹社、1961年、114頁。 
  68. ^ 『邦楽ジャーナル』11月号[要文献特定詳細情報]
  69. ^ 『日本女性新聞』2017年8月15日(第2246号)[要ページ番号]、『山梨日日新聞』2017年8月20日[要ページ番号]



樋口一葉(なっちゃん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 18:15 UTC 版)

タイムスリップ探偵団」の記事における「樋口一葉(なっちゃん)」の解説

子供の頃の樋口一葉。生意気な性格。亮平をよく蹴って遊んでいる。

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樋口 一葉 (ひぐち いちよう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/22 02:03 UTC 版)

バトルクラブ」の記事における「樋口 一葉 (ひぐち いちよう)」の解説

白鳥学院高校3年レスリング部副部長喧嘩っ早い性格で、何かにつけ玉子をしごく。黒龍高校との練習試合惨敗喫し重度スランプ陥るその後合宿によって復帰真性レズビアン

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