東京大学野球部とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 東京大学野球部の意味・解説 

東京大学運動会硬式野球部

(東京大学野球部 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 17:39 UTC 版)

東京大学運動会硬式野球部(とうきょうだいがくうんどうかいこうしきやきゅうぶ、英語: The University of Tokyo, Baseball Club)は、東京六大学野球連盟に所属する大学野球チーム。東京大学の学生によって構成されている。同大学には東京大学運動会準硬式野球部など別の野球部も存在するが、硬式野球部のことを指して「東京大学野球部」、「東大野球部」と略称することが多い。


注釈

  1. ^ 当初の目的だった京大との定期戦は、1928年から東北九州両帝国大学を加えた四帝大連盟戦に発展し1939年までほぼ毎年行われたが、その間に東大が四帝大戦で優勝を逃したのは1934年の1回だけである。
  2. ^ 東大監督の芦田公平と明大野球部長の内海弘蔵は同じ国文学者同士で親交があった。また、一高の精神野球を高く評価していた早大監督の飛田穂洲は、一高野球を継承する東大のリーグ参加が日本の野球界にとってプラスになると考えていた[3]
  3. ^ 同時期に中央大もリーグ参加を打診されたが断ったとする文献も存在する[4]。ただし、中央大学硬式野球部が正式に誕生したのは1930年4月であり[5]、六大学リーグ結成時に公認野球部のなかった中央大学が実際に誘われた経緯については疑問が残る。
  4. ^ 1932年春季に3位となっているが、早大がリーグを脱退(秋季から復帰)、さらに明大が渡米遠征で欠場していた。
  5. ^ 日本最古の野球対抗戦は、1882年(明治15年)に行われた新橋アスレチック倶楽部駒場農学校の試合とされている(日本初の野球チーム 新橋アスレチック倶楽部 1878年 日本記録認定協会)。

出典

  1. ^ 飛田穂洲早稲田大学野球部史』 479頁
  2. ^ 『明治大学百年史』 第二巻 資料編Ⅱ、1988年、155-156頁
  3. ^ 『東京大学野球部 Since1919 「赤門軍団」の軌跡』 ベースボール・マガジン社、2014年、20頁
  4. ^ 橘木俊詔、齋藤隆志 『スポーツの世界は学歴社会』(PHP新書、2012年) 78頁[循環参照]
  5. ^ 『中央大学百年史』 年表・索引編、2004年、166頁
  6. ^ 『栄光なき天才たち』第3巻 東大野球部 千葉大学HP、
    『栄光なき天才たち』第3巻 東大野球部 解説 千葉大学HP
  7. ^ 東大71連敗 リーグワースト記録更新 早大に完敗 スポーツニッポン(2014年5月9日配信)
  8. ^ 東大 34季連続最下位、連敗記録は86に 4年生は白星なしで神宮を去る スポーツニッポン(2014年10月26日配信)
  9. ^ 東大94連敗でストップ!10回6-4で法大下す 日刊スポーツ(2015年5月23日19時1分)2022年2月9日閲覧。
  10. ^ 東大、15年ぶりの勝ち点1! 連勝での獲得は20年ぶり スポーツニッポン(2017年10月8日配信)
  11. ^ 『激動の昭和スポーツ史 6 大学野球』 ベースボール・マガジン社、1989年、70-73頁
  12. ^ 東京大学野球場(東大球場)|聖地・名所150選|野球伝来150年特設サイト
  13. ^ 東大のユニホーム 異彩を放つ柔軟性と進取の精神 日刊スポーツ(2019年7月31日11時3分)2022年間2月9日閲覧。
  14. ^ 100周年の東大野球部が新ユニホームを発表、製作は“あの”会社 ZAKZAK(2019年3月5日)2022年2月9日閲覧。
  15. ^ その他参照先として、サンデー毎日(1991年5月5日・12日号)p.p.188-189。
  16. ^ 「小林至のヨノナカ考」東大野球部元監督の河野敏章さんのご急逝に接して 小林至オフィシャルブログ、アメーバブログ(2020年7月30日)2022年2月9日閲覧。
  17. ^ “「東大卒が行く場所じゃない」 NPBを追い求めた先に”. 朝日新聞. (2020年4月21日). https://www.asahi.com/articles/ASN4N6WGFN4HPTQP00G.html 2021年8月29日閲覧。 
  18. ^ 100周年連載企画〜東大野球部の今昔〜【第12回】井坂 肇 2014(平成26年)年卒 投手 日比谷高 - 東京大学野球部
  19. ^ 桑田氏東大コーチ退任へ「更新」意思なし 日刊スポーツ(2014年11月6日8時10分)2022年2月9日閲覧。


「東京大学運動会硬式野球部」の続きの解説一覧

東京大学野球部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 15:53 UTC 版)

ロクダイ」の記事における「東京大学野球部」の解説

霧隠主将きりがくれ かずまさ) 前作引き続き今作品も主人公ニックネームは「カズマサ」。ポジション捕手高校生時代、その言動から「ふてくされ王子」と呼ばれ独創的なプレイ指揮注目を浴びるが、高校3年最後甲子園大会一回戦起きた不慮アクシデント原因惨敗し不本意な形で高校野球終えてしまう。さらに、卒業後の進路でも、体が小さくこれ以上成長望めいだろうという理由から、プロ野球はおろか有力な大学からもスカウト来ず怒り反骨心から、盟友であるデレック井慈田東大入試誘われたさい、その話に便乗し東大受験する。元々中学時代学年トップになるほど成績良かったが、高校時代野球没頭し、かなり成績落ちてしまったものの、猛勉強の末一浪東大入学する。他の大学のように高校時代活躍した野球エリート存在しない東大野球部なので、戦績芳しくはないが、高校時代同様の独創的な指揮発揮している。本来なら4年生卒業控えているが、六大学リーグ制覇目指し1年間野球費やすために留年する事を選ぶ。 デレック井慈田デレック いじた) カズマサの盟友で、ポジション遊撃手アメリカ人の父と日本人の母のハーフ父親ロジャー井慈田は元アメリカマイナーリーグの3A選手で、その血を受け継いでいるのか抜群野球センス持っている父親からの助言高校卒業後はプロ野球へは行かない事を決めていて、野球の強い大学からのスカウト来ていたが、最後甲子園大会でのアクシデントにより動揺し全く活躍できないまま惨敗した事が、心の中わだかまりとして残っていて、その矢先東大野球部監督の通から東大への入試誘われ、どうせ狂ってしまった運命歯車なら、普通に高校野球生活を終えていたらやらないだろうという天邪鬼的な考えで、東大進学する事を決める。中学時代学年トップのカズマサに勉強教えられるほど頭が良かったが、カズマサ同様に高校時代野球没頭していたために成績落ち、カズマサと同じく一浪入学入学後高校時代同様に盟友としてカズマサをバックアップし、カズマサ同様、1年間野球費やすために留年選んでいる。 蝦名富一(えびな とみいち) カズマサやデレック盟友高校生ばなれした速球と、物凄いキレのあるカーブ投げプロ野球ドラフト目玉だったが、高校最後甲子園大会で、ブルペンでの投球練習中、打球追った対戦相手選手衝突し利き腕骨折し退場、それが原因チーム浮足立ち、良いところが無いまま惨敗し蝦名自身一球も投げないまま最後高校野球終えてしまう。さらに、利き腕骨折した事で、あれだけ熱心だったプロ野球スカウトが潮を引くようにいなくなり、その態度に傷つき、怒り反骨心から、プロへ行かず東大受験する事を決める。しかし、カズマサやデレックのように成績優秀だったわけではないので、通を中心としたプロジェクトチーム指導の下、四浪の末にようやく東大入学する(ただし、あくまで入学しただけで、進級出来ないだろうとカズマサたちは考えている)。すでに骨折影響全くないが、4年間全くトレーニングをせずに受験勉強費やしていたため、筋肉ごっそり削げ落ち、かつてのような剛速球投げられなくなってしまう。だが、厳しリハビリトレーニング経て徐々にではあるが、かつての力を取り戻しつつある。年齢に関係なく、学年全てである大学生なので、年下の上生に目下のような口調話しかけられたり、命令されたりする事については、割り切ってはいるものの、どこか納得できないでいる。 前作では苗字だけで、名前は判明していなかったが、今作で「富一」という名前と、三浪や四浪しても全く影響がない程裕福な家庭で、上に三人の兄がいることが判明している。 大州圭おおす けい) カズマサよりも2歳年下ハーフ金髪の女学生。カズマサから「オースチン」の愛称呼ばれ、それがニックネームとして定着している。中学時代ソフトボール日本一チームエースであった実績持ちその実績で入学できる高校多々あるにもかかわらず父親対す反発心やカズマサに対す思慕から、カズマサの母校である朋王学園に進学し女子ながらも野球部入部し規定により公式戦出場出来なかったが、3年間男子に混じって硬式練習難なくこなしていた。通からのスカウトで、本人もカズマサやデレックと同じチーム野球やりたいという希望から、一浪の末に東大合格し希望通り野球部へ入部する。高校生時代とは異なり東京六大学リーグには男女区別は無い為、貴重なエース投手として活躍、「オースチン様」と呼ばれ追っかけ女性ファン大勢いるなど、人気者になっている春田(はるた) 東大野球部第二投手4年生高校時代県予選二回戦が最高で特に実績らしいものはなく、投手としての実力オースチンにも劣っているが、現役東大合格し、すでに就職先内定しているなどエリートコース進んでいる。カズマサたち甲子園大会出場したメンバー対し何かと反抗的な態度接しているが、カズマサやデレックも、相手年下でも同学年なので強く言えない。蝦名に対しては、入学当初野球生活に対すコンプレックスから敵対的だったが、試合通じてそのレベルの高さを認め最終的にはカズマサたちと和解する(ただし、本人曰く最初から仲悪くしていた訳ではない発言している)。 通東大(みち はるひろ) 東大野球部監督で、自身東大OB東大受験目的とした受験塾を経営している。六大学中でも特に極端に弱い東大野球部をなんとかしたいと、その強化策として甲子園大会出場者を東大野球部引き込む事を目論み、デレックに目をつけ東大野球部スカウトすべく、受験に対して全面的なバックアップ体制を敷く。その後デレックだけでなく、カズマサやオースチン、そして蝦名まで入学希望した事に狂喜乱舞し、4人を合格させるべくプロジェクトチーム編成し入学させる東大野球部を何とかしたいという熱意情熱持っているが、春田への説得にカズマサを同席させ、説得押し付けたり的確な指導できない等、監督としては少々心許ない

※この「東京大学野球部」の解説は、「ロクダイ」の解説の一部です。
「東京大学野球部」を含む「ロクダイ」の記事については、「ロクダイ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「東京大学野球部」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「東京大学野球部」の関連用語

東京大学野球部のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



東京大学野球部のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの東京大学運動会硬式野球部 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのロクダイ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS