条件づけ
条件づけ
オペラント条件づけ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 15:38 UTC 版)
オペラント条件づけ(オペラントじょうけんづけ、operant conditioning、またはinstrumental conditioning)とは、報酬や嫌悪刺激(罰)に適応して、自発的にある行動を行うように、学習することである。行動主義心理学の基本的な理論である。
- 1 オペラント条件づけとは
- 2 オペラント条件づけの概要
- 3 定義
- 4 人の振る舞いを変えるには
- 5 外部リンク
条件づけ(反復)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 06:19 UTC 版)
ミームとの接触を繰り返させること。例えば、子供達に教育する時、何度も同じ文章を読ませる。英語の文章ならば、単語や文法の識別ミームがプログラムされてくる。算数の問題を何度も解かせることも一例である。このように、反復によりプログラムすることを「条件づけ」という。 また、ある価値観を何度も子供達に説けば、そのミームで子供達の心はプログラミングされ、子供達の価値観の一部となる。宗教への信仰も反復による条件付けでプログラムが可能である。宗教の説話を繰り返し聞くことで、偶然が奇跡に思えたり、人間の性質が罪に思えたりするようになる。つまり反復を通じて、新しい識別ミームで現実を見るようになるのである。 学校で子供達に、繰り返し国歌斉唱をさせて愛国心を育む。こうした反復の過程において、必ずしもその考えが正しいかどうかといった論理的な議論を通す必要はない。ただあるミームへの接触が繰り返されることで、そのミームが心のプログラムになるのである。 条件付けは、関連づけミームを植え付けることも可能である。コマーシャルでは、「ブランド名」と「いい気分」とを関連づけるよう、反復により私たちをプログラムする。犬にベルの音を聞かせると同時に餌を与えることを繰り返し、ベルの音を聞くだけで犬が唾液を出すようになったパブロフの犬の実験のように、私たちはファストフード店のロゴマークを見たときに食欲がかき立てられるようにプログラムされる。 反復作業を通じて戦略ミームを作り出すために、賞罰などによって、快ないし不快による強化を伴うこともあり、それをオペラント条件づけという。ある行為をして、そのことにより報酬が得られれば、その行為をするようにプログラムされる。オペラント条件づけは子供達の教育にも用いられ、何か良いことをした時にほめることを繰り返せば、子供達がある行動をとるように条件づけることになる。 このようにオペラント条件づけは、特定の行為に対し報酬を得ることを繰り返すことで、私たちを特定のミームでプログラムする。私たちは報酬に注目しやすいが、プログラムされるミームが有益かどうかを見落としていることがある。
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