条件反応とは? わかりやすく解説

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じょうけん‐はんのう〔デウケンハンオウ〕【条件反応】

読み方:じょうけんはんのう

条件反射同じく個体行動の上後天的に形づくられる反応に「お手といって前足出したときに限ってえさをやること続けると、ついにはお手」といっただけで前足を出すようになることなど。

「条件反応」に似た言葉

条件反応

【仮名】じょうけんはんのう
原文conditioned response

学習一種で、ある物事何度も体験した人において、それを最初に体験したときに同時に発生した無関係な状況、音、匂いなどに再度直面したときに、そのことその人行動影響を及ぼすというもの。例えば、ある匂いがする病院化学療法受けた後に必ず気分悪くなる患者では、別の場所で同じ匂いをかいだときに気分悪くなることがある、などの例がある。

条件反応

【英】Conditioned ResponseCR
読み方じょうけんはんのう

条件刺激のもとで生起する反応をいう。無条件反応と同じタイプ反応であることが多いと考えられている。

条件反射

(条件反応 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/17 18:30 UTC 版)

条件反射(じょうけんはんしゃ)とは、動物において、訓練や経験によって後天的に獲得される反射行動のこと。ソビエト連邦生理学イワン・パブロフによって発見され、パブロフの犬実験で有名になった。


  1. ^ 宮田, 洋「関西学院大学心理学研究室と生理心理学-“よだれ”から“まばたき”まで60年-」『生理心理学と精神生理学』第15巻、日本生理心理学会、1997年、 44頁、 doi:10.5674/jjppp1983.15.43NAID 130004709387
  2. ^ ザポロージェツ著『児童心理学』民科心理部会訳、理論社、1956年
  3. ^ ソビエト教育科学アカデミヤ版『ソビエト教育科学辞典』明治図書出版、1963年、pp.448-449


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