掘割とは? わかりやすく解説

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ほり‐わり【掘(り)割(り)/堀割】

読み方:ほりわり

地面掘ってつくった水路。ほり。


切土

(掘割 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 04:37 UTC 版)

切土(きりど、cut)とは、高い地盤斜面の土砂を切り下げて平坦な地面を作ること、またはそのような工事を施した土工そのものを指す[1]。切土の対義語は盛土である。


  1. ^ a b c d 窪田陽一『道路保全が一番わかる』技術評論社、2013年、96頁。 
  2. ^ 掘割の巡るまち柳川市公式ホームページ。
  3. ^ a b c 奥園誠之「切土法面の維持管理」『日本地すべり学会誌』第41巻第6号、2005年、569-575頁、doi:10.3313/jls.41.6_569 
  4. ^ en:Embankment tube stationなどで見られる。
  5. ^ a b c d 浅井建爾 2001, p. 206.
  6. ^ 浅井建爾 2001, p. 207.
  7. ^ 切土とは何か。 福岡市


「切土」の続きの解説一覧

掘割

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 01:30 UTC 版)

柳川市」の記事における「掘割」の解説

掘割は、クリークとも呼ばれる水路であり、柳川含めた筑紫平野南部一般的に存在する筑紫平野南部では六角川嘉瀬川筑後川矢部川などの主要河川有明海注ぎ込んでおり、中世以前には低湿地帯広がっていた。中世以降徐々に低湿地帯掘削開墾土地かさ上げによる乾田化)することで人工的な農地形成されてきたが、掘削後の水路が掘割と呼ばれることとなった柳川市内の掘割は、戦国時代領主蒲池鑑盛柳川城水の防壁として開発し柳川城九州屈指の難攻不落堅城としたが、近世都市との関連では立花氏先立つ領主田中吉政によって整備され上水道農業用水路・洪水予防の貯水としての機能強化された。上水道網が完備する昭和40年代までは掘割は上水道水運など生活用水としての役割担っていた。しかし、上水道網・道路網整備が進むに連れて掘割の清掃がなされなくなり、掘割は水草埋没しゴミ不法投棄横行した柳川出身の作家檀一雄は、当時市長に「我が故郷シブタ住まずばかり」という句を送り往時の姿を失った掘割を嘆いている(シブタとは小魚一種)。 1977年昭和52年)には、柳川市街地の掘割を暗渠埋め立てする計画市議会により承認され実施直前であったが、下水道係長であった伝の研究啓蒙活動受けて市長古賀杉夫判断により一転して掘割の保存整備進めることとなった1978年昭和53年)に、掘割の浚渫排水規制主体とする河川浄化計画実施され柳川の掘割は蘇った。しかし、化学薬品流入や一家庭の生活廃水による富栄養化問題下水道整備の不足など、掘割の再生途上である。 柳川市の掘割の総延長930 kmであり、貴重な農業水利および、市街域の掘割を巡る「川下り」の舞台として観光資産となっている。

※この「掘割」の解説は、「柳川市」の解説の一部です。
「掘割」を含む「柳川市」の記事については、「柳川市」の概要を参照ください。

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