成田空港の開港
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1978年(昭和53年)3月24日:財団法人空港保安事業センターが開設。 3月26日:成田空港管制塔占拠事件の発生で3月30日開港が事実上不可能になる。 3月28日:新東京国際空港関係閣僚会議において、新空港開港(3月30日)延期を正式に決定。運輸省も新空港開港延期に関わるノータムを、世界の航空関係機関に発出する。 4月4日:新東京国際空港関係閣僚会議において『新東京国際空港の開港と安全確保対策要綱』を決定。新たな開港日を5月20日に決定。運輸省は新たにノータムを全世界に発出する。 5月5日:宗吾車両基地に留置中の京成電鉄の特急車両「スカイライナー」に中核派が放火、1両が全焼(京成スカイライナー放火事件)。 5月20日:開港。空港ターミナルビルでの記念式典は、厳戒の中、運輸大臣福永健司ほか関係者56名のみ出席、その様子を伝えるマスメディアだけの開港式となる。 5月21日:開港後の初便である日本航空のロサンゼルス国際空港発のダグラス DC-8-62F貨物機が、到着第1便として着陸。正午過ぎに、旅客機到着第1便となるフランクフルト空港発の日本航空機が着陸。搭乗者には「新空港の開港は、まさに新しい航空輸送時代の幕開けとも申すべき出来事でございます」とのメッセージとともに朝田静夫社長のサインが入った搭乗記念証が配られた。京成電鉄空港線(京成成田駅 - 成田空港駅、現:東成田駅)が開業。京成上野駅からの特急「スカイライナー」が運行開始。新空港自動車道と新空港インターチェンジが供給開始。 5月22日:出発第1便として、大韓航空の貨物機であるソウル(金浦国際空港)行きが離陸。その後、旅客機の出発第1番機として、グアム(グアム国際空港)行きが離陸。 7月:新東京国際空港警備を目的として千葉県警察に新東京国際空港警備隊が創設される。
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