店内の状況とは? わかりやすく解説

店内の状況

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:11 UTC 版)

三菱銀行人質事件」の記事における「店内の状況」の解説

銀行籠城した梅川は、猟銃威嚇しながら、人質たちに対して行内椅子で、非常用出口階段を塞ぐバリケード作らせるまた、射殺した警官所持していた拳銃女性行員命じて奪わせた。バリケード完成後、全員整列させて点呼させ、「金を用意しなかったのが悪い」と言って支店長至近距離射殺したその後梅川は、狙撃隊から自分身を守るために、男性行員全員上半身のみ裸、女性行員には電話係を除く19全員全裸にさせ、『肉の盾』となるよう命令する女性行員についてはただ脱がせただけではなくじりじりと楽しむように服の脱ぎ方の順番までも指示していった。行員トイレに行くことも許されず、カウンターの隅で済ませるしかなかった。その後梅川は、片親女性行員1人にのみ服を着ることを許している。 やがて、梅川は、こういう状況中でも沈着冷静最年長男性行員に対して生意気だ怒り再び猟銃発砲した同行員はとっさに身体をずらし銃弾急所はずれたが、右肩被弾し重傷負った同行員は態度だけが理由撃たれたわけではなくバリケード作る際に梅川怒らせまいと周り銀行員たちを励まし指示しており、これを覚えていた梅川後々抵抗される厄介だ判断したことも狙われ理由とされている。梅川別の男性行員に、ナイフでとどめをさして肝を抉り取るように命じるが、命令された行員は年長行員を守るために「もう死んでいる」と嘘をついた。すると、梅川は、映画ソドムの市』で死人儀式を行うワンシーンの話を出した上で、「そんならそいつの耳を切り取ってこい。死んでるなら切れるだろ」とナイフ差し出して新たな命令を出す。命じられた行員は激しく抵抗したが、散弾銃撃たれた者の遺体猟銃狙われている恐怖により応じた死んだふりをしていた年長行員命じられた行員が来ると「かまわん」と小声で言う。命じられた行員は小声何度もすみません」と泣きながら耳元呟き左耳を半分切除した。そして、その耳を梅川差し出した。しかし、梅川は、耳を口にすると、まずいと言って吐き出した。耳を切り取られ年長行員は、失神し多量出血となったものの事件解決後の緊急治療により、一命取りとめた。また、撃たれ右肩治療二の腕にかけて人工骨入れられ12粒ほどの銃弾摘出不能のために体内残ったままとなった年長行員は、激痛から夜明け目覚め、左耳から流れ血液で、「○(妻の名前をイニシャルで書く) ツヨクイキロ コドモタチモツヨクイキロ」と遺言を書くも、後から流れ出る血液遺言消えてしまったと後にマスコミインタビュー答えている。 その後梅川は、行員らに向けて威嚇発射をするなどいたぶって喜んでは、些細なこと癇癪起こして「殺すぞ」と怒鳴りながら、真剣な顔をして銃口突きつけたりした。

※この「店内の状況」の解説は、「三菱銀行人質事件」の解説の一部です。
「店内の状況」を含む「三菱銀行人質事件」の記事については、「三菱銀行人質事件」の概要を参照ください。

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