帝国軍サイド
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「ファイナルファンタジーII」の記事における「帝国軍サイド」の解説
パラメキア皇帝(Palamecian Emperor) 声 - 堀内賢雄(『ディシディア ファイナルファンタジー』) 軍隊と魔物を使役し、世界征服を目論むパラメキア帝国の最高権力者で本作の最終ボス。凄まじい魔力の持ち主であると言われており、物語終盤で巨大な竜巻を作り上げ、いくつかの町を壊滅的な状態に陥れる。一度はフリオニールらによって倒されるも地獄の力を身につけて地獄の城であるパンデモニウムを支配して悪魔のような姿になって甦り、今度は世界征服に目もくれず現世の全てを滅ぼそうと暴走する(FC版とPSP版では肩から上だけ、WSC・PS・GBA版では全身のグラフィック。また、PSP版以外では錫杖を持っている)。 名前は「パラメキア帝国の皇帝」という意味であり、ゲーム本編においては本名は不明。 ゲームボーイアドバンス版以降のリメイク作品では、倒された際に「善」「悪」の皇帝に分かれたとされ、「悪」の皇帝はファミコン版と同様に本編のラストボスとして登場し、「善」の皇帝は6枚の翼を持つ天使のような姿になり、追加ダンジョン(天界)の奥で待ち受ける。ミンウたちをはじめとして帝国との戦いで命を落とした人間を自らの支配する天界へと導き、そこを「楽園」と称するが、その天界は魔物だらけで、天界にある街のマハノンにしても無理やり連れてこられた死者たちが多くの犠牲を払って完成させた街であり、死者たちもそこに来たことを嘆いている人物がほとんどである。 天界へ死者を導いた理由は「許しを乞うため」。生前の皇帝の行為を許すことができれば楽園で永遠に生きていけるのだという。だがその欺瞞は打ち破られ、皇帝は「善」「悪」双方とも滅ぼされた。 善・悪ともに皇帝が倒された際に出す断末魔の叫び「ウボァー(作品によっては語尾に「!」が付く)」は、後に皇帝をモデルにした召喚獣マティウスの解説文や『ディシディア ファイナルファンタジー』に再登場した皇帝の断末魔の叫びのほか、皇帝と無関係のキャラクター・場面でもしばしば(主にギャグ要素として)使われている。 ボーゲン(Borgen) 帝国がフィンを侵略した際にあっさりとフィンを見限って帝国側に寝返った、元フィン王国の伯爵。下劣で執念深く功名心が強いが、軍人としての矜持はそれなりに持ち合わせている。 寝返った後にフィン陥落のきっかけを作った功績として帝国軍でもそれなりに重用されているようだが、無能なので帝国兵たちからの酷評が絶えない。大戦艦建造の指揮に当たったダークナイトの後任としてバフスクの町に派遣されるも、その無能さを見透かされていたのか、実際は肝心な部分はダークナイトが指揮を続けていたようである。 その後、雪原の洞窟に突然現れ、「きさまらのおかげで俺はもう破滅だ!(中略)せめておまえたちを道連れにしてやる!!」と言いながら(リメイク版ではセリフが変更され、帝国からの処刑が確実になったという旨を述べている)フリオニールたちに襲いかかってくる。死後もパンデモニウム城で「ゾンビボーゲン」として現れる。 リメイク版の追加ダンジョンでも同様に、ゾンビになりながらもヨーゼフに襲いかかる執念深さを見せる。ゲームボーイアドバンス版以降は顔グラフィックが用意された。 ダークナイト(Dark Knight) 皇帝の右腕と言われる切れ者で、物語序盤ではバフスクの町で大戦艦建造の指揮に当たっている。物語中にフリオニール達とは何度も遭遇することになるが、彼と直接戦闘をする機会は無い。素性は謎に包まれているが、後に正体はゲーム冒頭で行方不明になったレオンハルトであることが判明。皇帝がフリオニールたちに倒された後は皇帝に即位し、帝国の全権を掌握することになるが、地獄から甦った先代の皇帝によって野望を阻まれる。 ゴートス パラメキア帝国将軍。フィン王国占領軍司令官。本格的な奪還作戦に乗り出したヒルダとゴードンの陽動作戦によって、城の本軍が不在となった隙をフリオニールたちに突かれ、倒されてしまう。 ラミアクィーン ラミアの貴族階級に当たる魔物。皇帝の差し金でヒルダに化けて大戦艦の牢獄に紛れ込んでいた。誘惑や眠り攻撃といった状態異常を得意とする策士型だが、マリアやレイラに怪しさを見透かされたり、アルテアの少年に鼠を喰っているところを目撃されるなど、魔物である故か散漫なところも目立つ。 キャプテン パラメキア帝国における中堅の精兵たち。大戦艦の警護を務めている他、ゴートスの配下としてフィンの城下町にたむろしている。 サージェント ミスリルの採掘場となっている「セミテの滝の洞窟」を占拠する帝国の士官。ボーゲンの配下でもあり、ヨーゼフの娘ネリーなどサラマンドの住民の多くを人質として捕らえていた。フリオニールたちが初めて戦うボス敵。
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