妖機3姉妹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 12:42 UTC 版)
『OVA2』にて、ユナの全てを奪うべく現れた機械人という敵。全員の額とバトルスーツには属性を顕す八卦の紋がある。平和な日々を送っていた13人衆やエリカ7の面々を次々と倒しユナと対峙した。一度はユナらに阻止されたものの、『3』において機械化皇帝のもと【天星】にて復活し、再びユナ一行と対峙、アレハテまで死闘が続く事になる。エンディングでは亜耶乎と和解することになる。 三人のコアメモリーユニットは大径スーパーボール大の透明球体で、その色は、幻夢が青、狂花が赤、亜耶乎が緑であり、『3』でユナの掛けているペンダントは亜耶乎のコアメモリーユニットである。このペンダントは亜耶乎の帰還以降彼女に返却されている為、それ以降ユナはペンダントを着けていない。 幻夢と狂花は最終戦となるアレハテ戦を除き、一定にまでしか攻撃が出来ず、ある程度の弱体化で自ら撤退してしまう。 白香の言によると、彼女達は元々は「破壊神の影」と呼ばれ恐れられていた存在で、それと三人の記憶に従えば、彼女達を追放したのは白皇帝という事になる。 幻夢(げんむ) 声:井上喜久子 妖機3姉妹の長女。額とバトルスーツの胸元には「長女」を顕す八卦の「巽」の紋がある。冷酷無比な性格で、ユナに心を開き始めた三女・亜耶乎を自らの手で葬り、怒りを露にしたユナによって倒されてしまったが、機械化皇帝によって復活し、再びユナ達の前に立ち塞がる。ユナとポリリーナとに決闘を申し込んだが敗れる。だが敵であるのに傷ついた自分と狂花を心配してくれるユナに心を動かされ、差し伸べられたユナの手をとろうとしたが、体内に仕掛けられた爆弾が起爆。ユナに亜耶乎を託し、狂花と共に絶命。爆発した後には、狂花と共にひびの入ったコアメモリーユニットのみが残っていた。 翼を背負う中華風のバトルスーツを身に着ける。中華風両手剣「メタルブレード」を片手で軽く駆り、飛翔する金属球の「メタルボール」を武器として戦う。 『3』では狂花とともに、中ボスとして登場、十字の攻撃範囲を持つ「メタルボール」をメインに攻撃してくる。HPが高い。 狂花(きょうか) 声:松井菜桜子 妖機3姉妹の次女。額とバトルスーツのみぞおち辺りには「中女」を顕す八卦の「離」の紋がある。ユナ達と触れ合い優しい心を持ち始めた亜耶乎を粛清に現れる。冷酷無比な攻撃で、電磁ブレードによりポリリーナらを苦しめた。 赤いリボン様の布を羽衣のようにまとい、中華の舞姫のようなバトルスーツを身に着ける。「電磁ブレード」は中尺の中華幅広両手剣のような形だが、その剣を片手で軽々と操る。 『3』でも中ボスとして幻夢とともに登場し、ライン攻撃の「フュージョン」はかなりの威力であり、多くのキャラがほぼ一撃で瀕死か戦闘不能にされてしまう。 亜耶乎(あやこ) 声:氷上恭子 妖機3姉妹の三女。額とバトルスーツのみぞおち辺りには「少女」を顕す八卦の「兌」の紋がある。彼女も当初は冷酷無比に掌からのビームによってユナたちと交戦するが、ユナの優しい心に触れ、次第に心を開いていく。しかし、それが姉・幻夢の逆鱗に触れ、殺害される。シリーズ中、ユナの友達として唯一命を落としたキャラクターである。 『3』では黒皇帝によりほぼ抜け殻の状態で姉共々復活、当初は【天星】"閉逆の間"で三連装粒子砲7門を用い姉共々ユナ達を攻撃して来るが、ユナのペンダントになっていたコアメモリーユニットに反応して元の記憶と優しい心を取り戻す。エンディングでは幻夢、狂花と共に平和になった機械化帝国に残る。 彼女にも肩の膨らんだ中華風のバトルスーツがある。このデザインは『OVA2』初出の襲撃時期とデザインが変わらない。細身の中華風長尺片手剣を操る。 『3』では桃花の拉致からの救出後にユニットに加わる。参戦時の能力は全体的に高く、主力として活躍させることができる。剣術や「呪縛」の使い勝手は高く、特に「呪縛」は相手の動きを制限する能力がある。攻撃技も便利だが消費EPが多い。
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