大鶴湖とは? わかりやすく解説

鶴田ダム

(大鶴湖 から転送)

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鶴田ダム(つるだダム)は、鹿児島県薩摩郡さつま町一級河川川内川本流中流部に建設されたダムである[3]




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大鶴湖

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鶴田ダム」の記事における「大鶴湖」の解説

鶴田ダムによって誕生した人造湖は旧鶴田町(現さつま町鶴田地区)と旧大口市(現伊佐市大口)にまたがる巨大な人造湖である。こうしたことから1987年昭和62年)に大口市の「大」と鶴田町の「」を採って「大鶴湖」と命名された。湖は周辺整備が行われ、春にソメイヨシノ湖畔彩る。このほかジョギング大会開かれ例年500人以上が参加して健脚競うダム下流にはダムふれあいパーク建設され休日には親子連れで賑わう。また、の上流端には曽木の滝がある。この曽木の滝は「東洋ナイアガラ」とも呼ばれ増水時には川幅一杯河水豪快に流れ落ちる展望台売店などもあり、戦国期活躍した島津氏重臣新納忠元にいろ・ただもと)を祀る元公とともに多く観光客訪れ伊佐市観光スポットである。また大鶴湖は九州におけるヘラブナ釣りメッカとも言われ毎年二月頃から巨大なヘラブナを釣ることが可能であり、多く釣り客が糸を垂らす。しかし近年ではブラックバス増加懸念されており、毎年春に駆除目的としたバス釣り大会催されている。1991年平成3年6月15日体長30センチメートル全身金色ナマズ釣り上げられ話題となった。翌1992年6月26日にも体長40センチメートルで尾に黒色が残るもののほぼ全身金色ナマズ捕獲された。大鶴湖は2005年平成17年)に大口市鶴田町推薦を受け、財団法人ダム水源地環境整備センター選定するダム湖百選」の一つにも選ばれた。 また、下流川内川第二ダム直下には「堕涙石」(だるいせき)と呼ばれる石碑がある。これは1869年明治2年)、増水した川内川投げ出された父を助けようとして絶命した植村津與子(うえむら・つよこ)を顕彰する石碑であり、この話が明治政府伝わって1870年明治3年)に鶴田郷の地頭などが建立した伝えられている。本来は遭難した上流部碑文とともに存在していたが、平成18年7月豪雨の際に増水した川内川によって碑文流失辛うじて石碑残ったので下流再建されている。洪水による悲劇を今に伝え石碑である。

※この「大鶴湖」の解説は、「鶴田ダム」の解説の一部です。
「大鶴湖」を含む「鶴田ダム」の記事については、「鶴田ダム」の概要を参照ください。

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