大沢城小学校関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/30 14:06 UTC 版)
「ボクはしたたか君」の記事における「大沢城小学校関係者」の解説
水越 けいこ(みずこし けいこ) 5年3組の担任教師。したたかやコタローの問題行動に頭を抱えることが多いが、半ば大人と呼べないほどの過激さと行動力とメンタリティを持っており、自身もかなりのトラブルメーカー。 子供の頃からお転婆で、昔の写真も女の子らしさとはかけ離れた醜悪かつ品性に欠けたものばかりであったために、教師としての威厳を保とうと教え子たちに見られないようにしていた。また、プロレス好きだったり、怪獣の人形を部屋に飾ったりと男っぽい趣味がある。 教師としては真面目で熱意があり、時として問題児童(この場合はしたたか)の家庭訪問を行うなど一生懸命である。しかし、思慮に欠けている上に残酷で無神経な所業や言動がかなり多く、若さ故の過ちを犯している。それでも、どんな問題児であっても分け隔て無く教え子に接しており、したたかだけでなく、コタローやミカ、海といった問題児を上手に扱っている。そのため、したたかからも一応は「理解者」と認識されており、コタローに至っては「母親のような存在」と認識されている。酒に強く、給食の時間に専用どんぶりを持参するなどけっこう健啖家。 田舎育ちだが決してそれにコンプレックスを持っているわけでもなく、逆に田舎暮らしで得た数々の知識は大いに役立っている。 田所(たどころ) 大沢城小学校校長。登場当初は威厳ある中年から初老の紳士という感じで、その後も普段は比較的のんびりとしたキャラクターであるが、したたかたちや水越先生の暴走に巻き込まれる損な役割が多い。 下手の横好きでピアノやバイオリンなどを嗜む。他にも、落ち葉炊きの焼き芋が好きだったり、銭湯に浸かるのを趣味にしたり、風流人としての一面が見られる。ネコ好きだが、奥さんはネコ嫌いなので、体育倉庫の跳び箱に隠して玉五郎という子ネコを飼っていた。 実はカツラ着用で、このことをしたたかに知られて口止めを図るが、結局は偶発的なトラブルにより校内放送で全校中にバラされる羽目になる。 矢奈 完司(やな かんじ) 1組の担任で、嫌味な言動が多い中年男性教師。彼のクラスは勉強からスポーツまでエリート意識が強く、ギスギスした感じである。また、体育の授業では生徒個人の名前ではなくゼッケンの番号で呼ぶなど、機能的だが統制的な授業を行っており、あらゆる面で水越先生とは対極的。 基本的には名前どおりの性格で冷淡な印象だが、運動会ではダルマ姿で登場し、したたかのテストを採点していて失神した水越けいこを介抱するなど、人間味のある様子も見られる。 2組の担任 2組の担任の先生。男性。ジャージを着ている。 保健室の先生 白髪の老年男性。跳び箱に激突したしたたかを介抱した。
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