地震探査とは? わかりやすく解説

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じしん‐たんさ〔ヂシン‐〕【地震探査】

読み方:じしんたんさ

爆薬爆発利用して人工的な地震発生させ、その地震波弾性波)の伝播(でんぱ)の状況から地下構造知り鉱床などの地下資源探索する方法地震探鉱


地震探査

読み方じしんたんさ
【英】: seismic prospecting / seismic exploration / seismic survey
同義語: seismic exploration  seismic survey  

人工的に起こした弾性波動を利用して地下構造調べ技術で、物理探査一つである。物理的性質の違う地層重なっていると、その境界面で弾性波は光と同じよう屈折反射現象生じる。弾性波入射角屈折率との関係で定まる臨界角になったとき、屈折波は地層境界面に沿って伝播{でんぱ}し、再び臨界角で出射す屈折波を出し続ける。この現象利用して地下構造調べるのを屈折法という。一方境界面で反射する波を利用するものを反射法といい、石油探鉱では主に反射法利用されている。その理由は、石油鉱床地下 2,000m 前後深部にあって屈折法は深い構造には不適当なためである。反射法原理は、重錘落とした火薬爆発させたりして人工的に発射した波が、地下境界面で反射して戻ってくるまでの時間測定して反射面深度を知るというものである原理的にレーダー金属の探傷機と似ているが、不均質地下岩石鉱物対象にしているため雑音多く測定現地ですぐ地下構造を見るということはできない。したがって現地では弾性波発射してから 5 秒から 10 秒くらいの間の地動磁気テープ録音しておき、後に設備整ったところでデータ処理をする。

地震探査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 06:40 UTC 版)

物理探査」の記事における「地震探査」の解説

詳細は「地震探査」を参照 人工的に地震発生させ、その伝播を測定し、これを解析することにより、地盤地震波速度構造音響インピーダンス構造把握する伝播する(起振させる)地震波の種類により、いくつかの探査法がある。電気探査ボーリング調査併用することにより、欲し地質構造等を得ることができる。

※この「地震探査」の解説は、「物理探査」の解説の一部です。
「地震探査」を含む「物理探査」の記事については、「物理探査」の概要を参照ください。

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