地震後の地殻変動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 02:41 UTC 版)
室戸・紀伊半島は南上がりの傾動を示し、潮岬で0.7メートル、室戸岬で1.27メートル、足摺岬は0.6メートルが上昇、須崎・甲浦で約1 メートルの沈下が見られた。高知付近で田園15平方キロメートル(高知市付近で9.3平方キロメートル、須崎と宿毛でそれぞれ3.0平方キロメートル)が海面下に没し、水が引くまで半月程度かかった。山口県美祢市(旧美祢郡別府村 (山口県)、共和村)では秋吉台麓の厚東川沿いの低地に「口径 1 - 11 m、深さ 1 - 5 m の堆積地ドリーネが150余発生した」。地震後、道後温泉は湧出が止まり回復まで約3箇月を要し、湯崎温泉・白浜温泉なども一時的に停止した。
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