地災研
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 05:59 UTC 版)
鷹村 玲央(たかむら れお) ピラーブレイカー。巨大なハンマー・「対甲破壊槌」を操る美女で、攻撃を担当する。作中の時間で8年前、海外での深柱事件で肉親を失っており、深柱に対する憎しみは深い。ただし、それ以上に義侠心も強く、ハルトに頼らざるを得ない自分達に歯がゆさを感じ、ある意味非人道的とも言える地災研の裏の顔にも怒りを隠さない。 コードネームは「ブレイカー3」。通常型マッスルコートの他、「十一式(及び十三式)対甲破壊槌」「対甲裂砕太刀」など対深柱攻撃用兵器を装備。後に専用兵装であるASURAが開発された。 藤堂 兵真(とうどう ひょうま) ピラーブレイカー。巨大な盾・「対熱多層防護盾」を操るドレッドヘアーの大男。見かけに劣らない筋力を持ち、防御を担当する。玲央の肉親が死んだ深柱事件の現場に居合わせ、彼女の父親に助けられた過去を持つ。そのため「護る」という目的意識が暴走しがちで、無茶な突出もある。 玲央と同じくハルトを弟のように思っており、戦場に引き出すのはよしとしていないが、本人が覚悟を決めた後は同志として、また兄貴分として見守っている。 コードネームは「ブレイカー2」。主に守備用兵装「十式対熱多層防護盾」を装備、板橋戦では「対甲裂砕打刀」を使用したが、これもマントル熱線を「防ぐ」目的であった。通常型マッスルコートを使用している。 銀眼王による本部侵攻時には、仲間と地災研の職員が逃げる時間を稼ぐために銀眼王と単独で対峙し、左腕を失いながらも身に着けた爆弾を炸裂させて道連れを図った。 林 進ノ助(はやし しんのすけ) ピラーブレイカー。眼鏡をかけた小柄な男性。実働隊戦術主任で、深柱処理においては指揮・支援を担当する。前線における司令官の役目を持ち、その分析力・作戦立案能力には、玲央、兵真ともに全幅の信頼をおいている。ただし精神面において未熟な部分もあり、状況によっては絶望感に打ちひしがれたり、冷静さを見失ってしまったりすることもある。ハルトから「進ノ助兄さん」と呼ばれることを期待していたが、叶わなかった。 コードネームは「ブレイカー1」。直接的な戦闘力はないため後方に控えているが、深柱の攻撃が予想外に多彩であるため負傷することもある。池袋の戦闘において左腕を失った後、PCに直接接続したり、視神経と連動して精密射撃を可能にしたりする機能をもった、高性能な義手をつけている。板橋戦からマッスルコート・ライトを装備。 萩原 火魅子(はぎわら ひみこ) 眼鏡をかけたツインテールの女性。地質災害研究機構の研究開発主任にして、研究機構の日本支部長代行。対深柱用兵器の開発に携わる(ネーミングも彼女が担当)。マッドサイエンティスト気質で周囲を煙に巻く言動も多いが、対深柱研究においては冷酷なまでの判断を下し、これにあたっている。「ミス・ピラー」こと槇原ユミを対深柱兵器にすることを目論む。 三輪 征史郎(みわ せいしろう) 細い目をした男性。地質災害研究機構奥多摩支部の医療主任で開発補佐も務める。火魅子の右腕的存在である模様。 一方でノリが良く、人工筋強化服の頑丈さを示すために「三輪スカルペル」というメスの十字切りを披露している。 本田 憲豪(ほんだ けんごう) 白い髭の初老の男性。地質災害研究機構奥多摩支部の整備主任、兼技術補佐。各装備の修復・メンテナンスを担当し、場合によっては前線にも出てくるパワフルな性格。
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