しほう‐しゅうしゅうせい〔シハフシウシフセイ〕【司法修習生】
司法修習生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 07:18 UTC 版)
「モメる門には福きたる」の記事における「司法修習生」の解説
椎名 夏希(32) - 白石美帆 司法修習生。本作の主人公。裁判官志望。元教師。いじめの損害賠償裁判がきっかけで「あたしなら、あんな判決を下さない!」と、心機一転、教師を辞めて司法試験を受験。裁判官を目指してS&K法律事務所で司法修習を受けている。修習前日にある出来事が原因で酔った勢いで、まだ司法修習の指導弁護士だったと知らなかった久保田と一夜を共にしたために、男性を入れてはならないというマンションを追い出され、香苗の家で暮らし始める。一人暮らしの母を老人ホームに預けたことが、「自分は母を棄てた冷たい人間なのでは」と、彼女の負い目になっている。また、桂木が言うには、夏希の母の春江は桂木とともにS&K法律事務所を開いた(24話)。伊豆の小野寺 結衣の実家の財産などの問題を解決した後に久保田 優作にプロポーズされ結婚。さらに桂木 さくらが優作の親という事がわかる。久保田と入籍した後はさくらが出す試練を次々に乗り越えてゆく。 高島 香苗(29) - 山田キヌヲ 司法修習生。検事志望。結婚して子供もいたが、検事になるために夫と子供を棄てた。家族と自分の夢を天秤にかけたことで、「自分は欠陥のある人間なんじゃないか」と、自己嫌悪に苛まれている。夏希と年齢が近いため(3歳差)、夏希のよい相談相手になっている。マンションを追い出された夏希を自宅に迎え入れ、その後、貞九朗、結衣も香苗の家に住むようになり、4人でルームシェアを始める。 小野寺 結衣(24) - 草刈麻有 司法修習生。検事志望。実家は伊豆の下田で民宿を営んでいる。また、結衣の父親は日本舞踊の家元(第6週)。ホステスをしていた時に出会った東京地検の中垣内検事という検事に憧れ、法律家を目指して実家を飛び出した。次第に検事への憧れが恋愛関係へと発展し、妻子ある検事と不倫関係になってしまう(このことを告白したのは19話)。 しかし彼女自身は後ろめたい気持ちはなく、「私の人生なんだから、とやかく言われる筋合いは無い」と強気で正々堂々と生きている。また、学費などのためにキャバクラで働いたことがあり、男の扱いには慣れている。 土屋 貞九朗(27) - 森廉 司法修習生。裁判官志望。代々裁判官を輩出している名門一家の出身だが、成績は悪く、一族の落ちこぼれ、と陰口されてきた。口癖は「すみません」で、自分は法曹には向かないんじゃないかと思っている。根が真面目で素直なため、思い込んだら周りが目に入らなくなる性格。人生に悩む仲間たちの力になりたいと奮闘するが、いつも空回りしてしまう。料理が得意。 杉浦 浩平(25) - 夕輝壽太 司法修習生。検事志望。幼いころから神童とよばれ、司法試験もストレートで合格。挫折を知らない秀才だが、初めてできた彼女との初体験で負った心の傷が原因で未だ童貞。自分のブランドが傷つくことを極端に恐れ、無意識に他者との衝突を避けている。そのため、親密な関係を築くことが苦手で、「それは僕の問題じゃない」と人のことには深入りしない。
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