反帝国クラスビュール戦線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 19:20 UTC 版)
「星界シリーズの登場人物」の記事における「反帝国クラスビュール戦線」の解説
※ 以下は全て帝国暦952年当時の反帝国クラスビュール戦線グゾーニュ細胞の構成員。いずれもラフィールたちに協力した結果、帝国暦952年頃に士族に叙され、帝国暦955年当時は軽輸送艦クラスビュールに乗って働いている。 マルカ 声 - 日野由利加 グゾーニュ細胞の指導者。黒い髪と眉、目鼻立ちのすっきりした顔立ちで、褐色に日焼けした肌の女性。帝国暦952年当時に30代初めで、夫と娘がいるが自らの立場は隠している。アーヴ語を流暢に話せる。 領主の存在を拒否し、自前の宇宙船で交易や探検をする権利を求めて反帝活動をしている。独立の為には段階を踏む必要があると主張し、宇宙船を欲しがっていたが、ラフィールたちの素性を知ったときには独立が手に入るかもしれないと色めきたっていた。士族となって後は夫や子供と離れていて、自らが思い描いていた私有船を自由に操船することも出来ないため、かなり不満気だった。 葬儀屋 声 - 高木渉 本名不明。葬儀屋という通称の由来はグゾーニュ市のグゾーニュ葬儀場に勤めていることから。小男で、よく不平不満と茨に飛び込んだ男の話を口にする。マルカによると「物事をややこしくする名人」。訛りはあるもののアーヴ語を喋ることが出来る。 ジントとラフィールの行動に何度も精神的打撃を受けていたが、2人を「棺桶」を使って宇宙へと逃がす時には存分に復讐していた。クラスビュール船内では諦観に囚われているように酒を飲んでいた。原作では、ラフィールたちを自宅で休憩させたがアニメ化の際はカットされた。 ミン・クルサップ 声 - 世田壱恵 親から貰った名前は気に入らないので、姓の方を名乗っているらしい。原作とアニメ版とでは容姿が異なる。原作では剃った頭(もとは青い髪だったが占領時に統合体軍に剃られた)と、左右を赤と黄色に塗り分けた口髭が特徴。アニメ版では口髭は普通となっている。減量中の鶴のような痩身。ビルから兵器狂いと呼ばれたこともあるほどの軍事オタクで、逃走中に自作の感知地雷を人類統合体平和維持軍に対し使用した。 領主の追放と帝国からの分離独立を掲げる独立党の元党員で上級幹部だったが、帝国暦949年に離党した。マルカとは違い一気に独立を手にするべきだと主張していた。後に、お飾りの船主になったことを嘆く仲間たちとは異なり、「帝国の船で反帝運動の資金を稼ぐ」という滑稽な状況を楽しんでいた。 ビル 声 - 久賀健治 短く刈った髪を黄色に染めた青年。「飛ばし屋ビル」と呼ばれており、輸送車の運転手が本業。自家用車の安全装置を取り外している。同年代ということもあってか、何かとジントに突っかかっていた。漫画版では自己紹介を省略されてしまう。 ダスワニ 声 - 天田真人 黒い肌でがっちりした体格の大男で、非常に無口。傷の応急手当と鍵盤入力が得意。
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