北硫黄島とは? わかりやすく解説

きた‐いおうとう〔‐いわうタウ〕【北硫黄島】


北硫黄島

読み方:キタイオウジマ(kitaioujima), キタイオウトウ(kitaioutou)

小笠原諸島一部硫黄列島属す太平洋無人島

所在 東京都小笠原支庁小笠原村

別名 サン・アレッサンドロ島(San Alessandro)

位置・形状 父島南南西150km。海食崖囲まれ火山島

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

北硫黄島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 10:23 UTC 版)

北硫黄島(きたいおうとう)とは、小笠原諸島火山列島の一部をなし、後述する噴火浅根を火山体とした頂上部分が海上に出た火山島である。東京都小笠原村に属するが現在は無人。欧名はサン・アレキサンドロ島。


注釈

  1. ^ 2島は、2009年に「海洋管理のための離島の保全・管理のあり方に関する基本方針」に基づき名称が決定したもの
  2. ^ 陸上の北硫黄島は活火山ではないが、同一山塊にある噴火浅根は活火山。

出典

  1. ^ a b c d e 北硫黄島”. 小笠原村. 2022年3月31日閲覧。
  2. ^ 日本の主な山岳標高 - 国土地理院、2017年6月閲覧
  3. ^ 日本の火山 北硫黄島(画像ページ16) - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2017年6月閲覧
  4. ^ 日本のレッドデータ検索システム”. jpnrdb.com. 2021年10月17日閲覧。
  5. ^ https://twitter.com/ibo_sznbnk/status/1249605127733837825”. Twitter. 2021年10月17日閲覧。
  6. ^ 日本の火山 北硫黄島(画像ページ5) - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2017年6月閲覧
  7. ^ a b c 海域火山データベース:噴火浅根 - 海上保安庁、2020年6月閲覧
  8. ^ a b 中野俊, 古川竜太、「火山列島,北硫黄島火山の地質概要」 『地質調査研究報告』 2009年 60巻 7-8号 p.395-405, doi:10.9795/bullgsj.60.395
  9. ^ 気象庁-噴火浅根
  10. ^ a b 海上保安庁 海域火山データベース -噴火浅根
  11. ^ 気象庁-噴火浅根の火山情報
  12. ^ 個別火山データ 395 ver. (991222)”. http://arukazan.jp/. 2020年3月19日閲覧。
  13. ^ 巽好幸『富士山大爆発と阿蘇山大噴火』幻冬舎、2016年、70頁。ISBN 978-4-344-98420-2 
  14. ^ a b 日本の火山 北硫黄島 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2017年6月閲覧
  15. ^ 気象庁-噴火浅根 有史以降の火山活動
  16. ^ 小笠原諸島の海底火山「噴火浅根」で噴火 母島の南西約160㌔”. 朝日新聞 (2022年3月28日). 2020年3月28日閲覧。
  17. ^ 9.国内外の主な火山現象による津波観測記録一覧表、10.個別火山の津波発生要因に関する調査結果の詳細”. 原子力規制委員会. 2022年1月10日閲覧。
  18. ^ 気象庁-海徳火山
  19. ^ a b c d e f g h i j k 清水浩史『秘島図鑑』河出書房新社、2015年、022-025頁。ISBN 978-4-309-27615-1 
  20. ^ 明治24年勅令第190号(島嶼所属名称、明治24年9月10日付官報所収、 原文
  21. ^ 田中琢「周辺からの視点」(田中琢・佐原真著『考古学の散歩道』岩波新書(新赤版)312 1996年第9版)179ページ
  22. ^ 2009年(平成21年)10月27日環境省告示第43号「北硫黄島鳥獣保護区を指定した件」
  23. ^ 2009年(平成21年)10月27日環境省告示第44号「北硫黄島特別保護地区を指定した件」
  24. ^ 小笠原諸島の海底火山「噴火浅根」で噴火 母島の南西約160㌔”. 朝日新聞 (2022年3月28日). 2020年3月28日閲覧。


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北硫黄島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 09:19 UTC 版)

小笠原諸島の自然」の記事における「北硫黄島」の解説

北硫黄島は標高792メートルヶ峰を始め中央部標高500メートル越え山地があり、南硫黄島とともに典型的な雲霧帯の形成見られる戦前に人が居住した歴史はあるが、戦後無人島状態が続いているために自然の植生比較良く保たれている貴重な環境である。 しかし島内には人間活動によって持ち込まれクマネズミ繁殖見られ戦前繁殖確認されていたクロウミツバメクマネズミ影響繁殖が行われなくなった可能性が高いとされている。また他の島々ほどは多くないものの、外来種である植物の分布拡大確認されており、自然環境保全がやはり今後の課題となっている。

※この「北硫黄島」の解説は、「小笠原諸島の自然」の解説の一部です。
「北硫黄島」を含む「小笠原諸島の自然」の記事については、「小笠原諸島の自然」の概要を参照ください。

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