備水砥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 14:42 UTC 版)
姿の狂いのある刀身に用いられる砥石で、下地砥ぎの主な最初の工程。明治より以前は、福井県産の常見寺砥と言う上質の砥石を用いたが、産出されなくなり、その後、愛媛県産の伊予砥が用いられた。戦後は、伊予砥の質も低下したため、長崎県産の天草砥、備水砥が用いられるようになった。現在は、400番程度の人造砥を使用している場合も多い。
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