作り物語とは? わかりやすく解説

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つくり‐ものがたり【作り物語】

読み方:つくりものがたり

仮作物語つくりばなし

平安時代物語一種古来民間伝承漢文にみる伝奇などから発展した虚構性・伝奇性の強い物語竹取物語宇津保物語など。


物語 (日本文学)

(作り物語 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/27 05:07 UTC 版)

日本文学における物語とは、広義の物語のうち、特に平安時代から室町時代までのものを指す言葉である[1]。最も狭義には『竹取物語』にはじまり、鎌倉時代の擬古物語に至る古典の物語文学作品そのもののことを指す。『伊勢物語』『平中物語』『うつほ物語』『落窪物語』『源氏物語』『栄花物語』『浜松中納言物語』『狭衣物語』『とりかへばや物語』などが挙げられる。また、後の歴史物語軍記物語や説話物語まで含めることもある。『雨月物語』などの戯作までを指す場合もある。また、『お伽草子』などに含まれるおとぎ話説話昔話民話などを漠然と指して物語と呼ぶこともある。


  1. ^ 広辞苑第五版 p.2652【物語】
  2. ^ a b c d e f g 広辞苑第五版 p.2652【物語】


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作り物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/27 05:07 UTC 版)

物語 (日本文学)」の記事における「作り物語」の解説

作り物語(つくりものがたり)は、王朝物語のうち架空の人物主人公として展開される小説的な作品を指す。 『はこやのとじ』『からもり』などを嚆矢として、『源氏物語』によって頂点迎え、これにつづく一群源氏亜流物語、さらに中世期物語にいたるまで、王朝物語主流成し、もっとも多く作品数を誇る分野である。 このような架空の登場人物想定できるもの以外に、当時実在事件人物取り上げたものが相当数あった。そして、架空であるか実際出来事であるか、といったことの境界は、極めて不分明であった例えば『伊勢物語』のように「物語」と当時文献呼ばれている作品であっても主人公実在在原業平その人一定の期間信じられ上で親しまれ作品認められる。「物語」の成立当初は、「実話」と「作り話双方が「物語」と捉えられ区別すらし難いものであった

※この「作り物語」の解説は、「物語 (日本文学)」の解説の一部です。
「作り物語」を含む「物語 (日本文学)」の記事については、「物語 (日本文学)」の概要を参照ください。

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