物語 (日本文学)
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作り物語
作り物語(つくりものがたり)は、王朝物語のうち架空の人物を主人公として展開される小説的な作品を指す。
『はこやのとじ』『からもり』などを嚆矢として、『源氏物語』によって頂点を迎え、これにつづく一群源氏亜流物語、さらに中世期物語にいたるまで、王朝物語の主流を成し、もっとも多くの作品数を誇る分野である。
このような架空の登場人物を想定できるもの以外に、当時の実在の事件や人物を取り上げたものが相当数あった。そして、架空であるか実際の出来事であるか、といったことの境界は、極めて不分明であった。例えば『伊勢物語』のように「物語」と当時の文献で呼ばれている作品であっても、主人公が実在の在原業平その人と一定の期間信じられた上で、親しまれた作品も認められる。「物語」の成立当初は、「実話」と「作り話」双方が「物語」と捉えられ、区別すらし難いものであった。
種類
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