リスニングテスト
リスニングテスト(英語: listening test)は、音声の聞き取りを用いた学力検査(聞き取り能力テスト)のこと。「リスニング」と省略されることも多い。
概要
リスニングテストは、英語圏でいわれる「リスニング・コンプリヘンション」(listening comprehension)を指す。入学試験(高校受験・大学受験など)における外国語(特に英語)の試験や、語学の能力試験の一部として実施される。音源はスピーカーやラジカセなど、教室内で一斉に聞かせる目的のものが多いが、大学入試センター試験のように個別のリスニング専用機器を用いる場合もある。また、問題の回答方法は主として記号選択式のものである。
かつて日本では、高校受験や大学受験や実用英語技能検定などで実施される英語の聞き取り能力テストのことをヒアリングテスト(hearing test)と呼んでおり[注釈 1]、その名残で現在も混同されることがある。具体的には、実用英語技能検定においては1993年度まで聴解力試験のことを「ヒアリング」と称していたが、1994年度に「リスニング」へ改称され現在に至っている。英語の"hear"は"listen"よりも受動的な意味合いが強いこと、英語圏で"hearing"は「公聴会」「意見聴取」を表すことから、現在の「リスニングテスト」に言い換えられた。また、TOEFLやTOEICなどのテストを実施している米国の非営利団体であるETSにおいても、英語の聴解力テストのことをhearlingではなくlisteningとしている。[要出典]
英語のリスニングテストの現状
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TOEICやTOEFLで用いられるほか、高校受験や大学受験でも実施される。大学入試のうち、日本の大学入試センター試験では平成18年度からリスニング問題が導入され[2]、以降大学入学共通テストに変更されてからも実施され続けている。
日本語のリスニングテストの現状
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日本の場合、母国語である日本語でも行われるが、もっぱら日本語能力試験など、日本語を母語としない者への実施が多く、入試で実施されるケースはまれである。
2008年現在、日本の高校入試では8つの自治体(青森県、島根県、岡山県、広島県、山口県、佐賀県、鹿児島県、沖縄県)で国語にリスニングテストを取り入れている[3]。「母国語のリスニングはできて当然」として不要とする意見がある一方、国語の授業で聞く力を重視する風潮が強まっていること、また人の話を適切に聞き取れない子供が増えているという学校教育現場の懸念から、1990年以降に導入する自治体が増えてきている。
その他の言語のリスニングテストの現状
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韓国の場合韓国語のリスニングテストが大学修学能力試験の言語領域で実施されている。
脚注
注釈
- ^ ヒアリングテストを言語の聞き取り検査の意味で使用する用法は、カタカナ英語である。英語でヒアリングテスト(英語: hearing test)は、聴力検査の意味となる。外国語の聞き取りテストは、英語で、listening comprehension test, aural comprehension test、または単にaural testという[1]。
出典
関連項目
リスニング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 14:47 UTC 版)
全部で35問。合計時間は50分。第1リスニングは7問10分。第2・第3が14問3トピック20分。通常は2リスニングであり、ダミー問題を含む場合には3リスニングとなる。4択問題が主である。 大学講義・大学キャンパス内を舞台とした内容となっており、学術的、及び実際英語圏の大学で使われる語彙が必要となる。一つのリスニング時間は3〜4分ほどであり、リスニング中にはノートを取ることができる。話者が2人以上いる場合は割り込み、言葉のオーバーラップなど、現実の会話に即した内容がみられる。 大学教授が一方的に話すパターン(話者が一人) 複数の学生が何か(テストや日常生活など)について会話しているパターン。 大学の授業においてのディスカッション(教授と学生、学生と学生など) キャンパス内(図書館、コピーセンター、オフィス)での学生とスタッフの会話のパターン。 学生とチューター、アドバイザーなどとの会話のパターン。
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リスニング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 14:47 UTC 版)
ヘッドホンを付け個々に問題を聴く。回答はマウスによるクリック方式。リスニング中は画面にサンプル写真(教授が講義をしている姿やキーワード)と時間のインディケーター(デジタルではないため正確に時間を読むことは不可能)が表示される。回答中もアナウンサーが問題を読み上げたり、再度リスニングをすることがあるためヘッドホンは着用し、クリックで回答した後右上の「OK」をクリックし「NEXT」をクリックすることで次の問題へと進む。OK⇒NEXTをクリックしない場合時間がカウントされるだけで自動的に前へは進まない。また空白回答は出来ない。時計は右上にデジタルのマイナスカウント方式で表示される。
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リスニング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/25 09:59 UTC 版)
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リスニング
「リスニング」の例文・使い方・用例・文例
- この作曲家はイージー・リスニングの巨匠だ。
- 私もリスニングを少し勉強し始めました。
- 英語のリスニングの練習をした。
- 私はリスニングの能力を上げるために音読をしました。
- 私は英語が苦手で、リスニングがほとんどできません。
- まずリスニングに力を入れようと思います。
- 彼女は英語のリスニングもあまり理解できていない。
- 私は英語のリスニングと会話が難しいと思う。
- リスニングが下手です。
- リスニングが苦手です。
- 私はリスニング力を改善したいです。
- 私はリスニングは少しわかります。
- 私は英語ではリスニングが苦手です。
- 私は英語のリスニングが正確に出来るようになりたいです。
- 私はリスニング能力が無いので、英語の字幕が欲しいと思う。
- 私は英語のリスニングとスピーキングに全く自信が持てません。
- 私は英語のリスニングを向上させる努力をします。
- 私は英語のリスニング力を向上させる努力をします。
- 私は以前よりもリスニングが上達した。
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