リオファルド側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 23:19 UTC 版)
シェスカ=ゾブロザフカ リオファルド全権大使、中将。 ソロサルムを迎撃するために現れたエグザクソンにXXXユニットが搭載されていることを知り、他の侵略軍首脳を抱き込んでユニットを武器にした本星へのクーデターを企む、野心多き人物。本星の中央システムや侵略軍戦艦に専用のハッキング回線を作るなど、非常に用意周到な策士であり、本星の首相からも危険人物として目を着けられていた。 XXXユニットを搭載したダグノフ1に同乗して撃破されたが、脱出。侵略軍首脳から士気高揚の生贄とするために一転追われる身となったものの、軍の作戦に乗じて加農基地への潜入には成功。本星艦隊の迎撃に必要な情報をネタに砲介と取引し、基地の賓客となる。この際、侵略軍首脳に侵略の全責任を押し付け、侵略に反対した自身は傀儡化された挙句、殺されかけたため亡命したと公表した。 フランキの基地奪取失敗とエグザクソンの破壊を機に本性を現し、侵略軍戦力の無力化と引き換えに基地の明け渡しを要求したが、砲一の活躍によって失敗。しかし、生前の砲介の指示により残留ファルディアンのまとめ役として生かされ、後にはリオファルド自治区の代表となった。 フランキ=サパス シェスカ親衛隊長の女性兵士、大佐。左目の横を縦に走る大きな傷跡あり。 ダグノフ1のパイロットとして搭乗し、エグザクソンを苦戦させるが、砲一の機転によって撃破される。そのまま死亡を装い、シェスカと共に潜伏。軍の加農基地侵入作戦に乗じてシェスカを基地へ送り込むと共に、自身はエグザクソンの留守を待ってバトルスーツでの基地乗っ取りを図ったが、あと一歩のところで砲介にナノマシン弾を撃ち込まれて倒された。 バイカル=ヴィキン 地球統括最高委員会首脳陣の1人、少将→中将。 物語終盤、同僚が全員本星に粛清された中で自身のみが生き残り、エグザクソンを失った地球に全面降伏を促すべく世界各地へ猛攻撃を行うが、生還した砲一と勇華βに乗っ取られたヴィカスの砲撃を浴びて死亡した。 アンヴィル カスールの女性パイロット、少佐。 操縦者不在のエグザクソンからXXXユニットを回収しようとしたが、砲一の戻ったエグザクソンに破れる。 撤退途中に砲撃を受けた回収船ガスターフから見捨てられ、辛うじて脱出したものの待ち構えていた独立愚連隊に捕らえられ、薬物による拷問でリオファルド側の情報を引き出されてしまう。 キンバー=リフル 都立豊和高等学校教師、民間人。 慈愛の心を持った女性であり、昔見た学園ドラマに触発されて念願の教師となった。しかし、赴任先の地球で母星の地球侵略作戦に巻き込まれ、同胞の非道のツケを一身に浴びるように生徒達から迫害や投石、果ては性的暴行まで受けてしまう(加農基地へ保護され治療を受けた際、処女膜は再生された)。そんな中でただ1人自分を守るために奮闘した教え子・村田へ惹かれていき、最後には婚約することとなった。 地球人を劣等種族(サル)呼ばわりするファルディアンの中で、その死を悲しんだ劇中唯一の人物。 リオファルド本星首相ブラウニン ファルディアンの最高指導者。 XXXユニット発見と亜空間ゲート消失の報を受け、シェスカの目的が本星へのクーデターであると看破。XXXユニットを己の権力を脅かす存在と認識し、回収することなく破壊せんと、自身が座乗艦ウェザビルで出撃する。地球にいるファルディアンも全てシェスカに与したと見做し助命せず、植民星として重要でない地球ごと抹殺することを即決した冷徹な人物。 木星軌道上に再びゲートを開き、出迎えに来ていたサイモフの破壊を命じ、地球統括最高委員会の首脳陣を粛清。直後にシェスカからの情報によって迎撃してきたエグザクソンと交戦となる。激戦の末、これを撃破したが、ウェザビル艦内に撃ち込まれていた反物質弾が炸裂し、艦ごと消滅、戦死した。
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