ドライバーライセンスとは? わかりやすく解説

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ドライバーライセンス


ドライバーライセンス

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

ドライバーライセンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 23:16 UTC 版)

スーパーライセンス」の記事における「ドライバーライセンス」の解説

ドライバースーパーライセンス発給を受けるための条件は、FIA International Sporting Code Appendix L(FIA国際スポーツ規則補則L項) の中で規定されており、2017年現在は以下の条件を満たすことが必要とされている。なお、書面としてのスーパーライセンス」はない。ライセンス12ヶ月有効であり、下記条件満たしてない場合更新にあたりF1委員会審査必要になる条件満たしているが発給受けられなかった場合考慮し発給資格3年間有効とする。 FIA発給する国際A級ライセンス所持する申請時に有効な自動車の運転免許証取得していること。 最初のレース参加する時点18歳上であること。2015年に、オランダのF1ドライバーマックス・フェルスタッペン(1997年9月30日生 - )が史上最年少となる17歳166日でF1にデビューしたことで、F1ドライバーさらなる年齢化や経験不足を懸念する声があったため、2016年から1・2の項目および「下位カテゴリレース(以下の表に示すレース)に2年以上参戦し一定のポイント獲得すること」が追加された。 F1のスポーティングレギュレーションのうち、重要な項目に関する知識を問うテスト合格すること。 申請日までの180日以内に、現行のF1車両用い最低2日間、300km以上の走行テスト実施する。さらにこのテスト実施国のASN(Authority Sport Nationale自動車連盟のこと)により証明される。 以下のいずれかに該当すること。前年F1世界選手権各大会に5回以上出走している 過去3年F1世界選手権各大会15回以上出走している 以下の表に示すレース選手権2年以上(開催レース数の80%)参戦し年間順位に応じて与えられるライセンスポイントを、3年間で合計40点以上獲得する ※以下は2019年12月現在。 選手権1位2位3位4位5位6位7位8位9位10FIA F240 40 40 30 20 10 8 6 4 3 インディカー・シリーズ40 30 20 10 8 6 4 3 2 1 ワールドシリーズ フォーミュラ V8 3.5(2017年終了)35 25 20 15 10 7 5 3 2 1 FIA F330 25 20 15 12 9 7 5 3 2 FIA フォーミュラEヨーロッパF3(2018年終了)30 25 20 10 8 6 4 3 2 1 FIA WEC(LMP1)30 24 20 16 12 10 8 6 4 2 GP3(2018年終了)スーパーフォーミュラフォーミュラ リージョナル・ヨーロッパ25 20 15 10 7 5 3 2 1 0 FIA WEC(LMP2)20 16 12 10 8 6 4 2 0 0 DTMSUPER GT20 16 12 10 7 5 3 2 1 0 FIA F3 リージョナル(アジア・アメリカ・ジャパン)18 14 12 10 6 4 3 2 1 0 IMSA(プロトタイプ)18 14 10 8 6 4 2 1 0 0 FIA WTCRNASCARカップ・シリーズインディ・ライツスーパーカー選手権Wシリーズスーパーフォーミュラ・ライツユーロフォーミュラ・オープン15 12 10 7 5 3 2 1 0 0 FIA F412 10 7 5 3 2 1 0 0 0 ル・マン・シリーズ(ELMSALMS)FIA WEC(LM-GTE Pro/Am)IMSA(GT-LM)10 8 6 4 2 0 0 0 0 0 F3国内選手権トヨタ・レーシング・シリーズ(NZ)NASCAR エクスフィニティ・シリーズインディ2000F3アジア・ウインターシリーズ10 7 5 3 1 0 0 0 0 0 国際GT3シリーズ6 4 2 0 0 0 0 0 0 0 世界カート選手権(シニアカテゴリー)4 3 2 1 0 0 0 0 0 0 大陸カート選手権(シニア)世界カート選手権(ジュニア)3 2 1 0 0 0 0 0 0 0 大陸カート選手権(ジュニア)2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 FIA直轄シリーズでは、参戦中に大きな規約違反を犯さなかった場合、セーフティボーナスポイントとして2点与えられる1年間ポイントシステム加算可能なポイントは、2018年まで2シリーズまで認められていたが、2019年からは1シリーズのみとなる。またポイントシステム自体毎年見直しが行われており、同じシリーズでも年によって獲得できるポイントには変動がある。 ポイントシステム要件満たさないドライバーへのライセンス発給一切認められないというわけではなく、例え2010年ミハエル・シューマッハケース(一時引退により3年間のブランクがあった)では「特例としてライセンス発給するだろう」としている。実際にロバート・クビサに対しては、怪我等のため2010年最後にF1の実戦から離れておりポイントシステム要件満たしていなかったものの、過去の実績及び復帰後のテストでの走行結果から、2017年ライセンス発給認められている。 年度の途中でスーパーライセンス発給申請なされた場合前年までに獲得したポイント加え当該年度のレース獲得できる見込みポイント考慮に入れることで発給認められる場合がある。2019年山本尚貴ケースでは、2016 - 2018年3年間の獲得ポイント39点でわずかに基準を満たさなかったものの、同年10月日本グランプリ前にした状態でスーパーフォーミュラシリーズランキング5位以内確定していたことから、2017 - 2019年3年間での獲得ポイント43点以上となるとしてライセンス発給認められた。 2020年パンデミック生じた新型コロナウィルス影響により、同年ポイント獲得機会減少したことで、2020年を含む直近4年間の内、獲得ポイントが多い3年(非連続も可)の成績採用するまた、最低30ポイント以上獲得しFIAから実績能力認められ場合ライセンス獲得出来救済措置取られている。

※この「ドライバーライセンス」の解説は、「スーパーライセンス」の解説の一部です。
「ドライバーライセンス」を含む「スーパーライセンス」の記事については、「スーパーライセンス」の概要を参照ください。

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