テリオス
テリオスは造語で、古代ギリシャ語の願いをかなえるという言葉に由来する。1997年3月に、シャレード用1300ccエンジンを搭載した車種として発売した。
ボディサイズは全長3785/3865mm(フロントバンパーのオーバーライダー付き)、全幅1555mm、全高1715/1760mm(リヤルーフスポイラー付き)だが、2420mmというかなり長いホイールベースだった。最低地上高195mmは、悪路走行も可能な、入門用クロスカントリー車という位置づけだった。定員5名。
エンジンは直4の1.3L・SOHC・92psを縦置き。4WD仕様で、駆動はメカニカルセンターデフロック機構付きフルタイム方式。ミッションは5速MTと4速ATが選べた。リヤサスペンションは5リンク。コイルのリジッド。ボディ構造はモノコック。運転席・助手席SRSエアバッグを全タイプに標準装備していた。
98年9月、新衝突安全ボディTAFを採用した。また新しいボディカラー、マルチリフレクターのヘッドランプ(ハロゲン)などの採用もあった。インテリアでは、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルト、抗菌処理したステアリングホイールやレバーなども導入した。
2000年5月、マイナーチェンジ。おもな変更は、(1)低価格の2WD(FR)車の追加設定、(2)1.3Lエンジンを新設計のK3-VE型に換装、(3)内外装のデザイン変更、など。新1.3Lエンジンはボア・ストローク72.0mm×79.7mm、1297ccのDOHC・16バルブ。最高出力は自然吸気が66kW(90ps)/6000rpm、ターボ付きが103kW(140ps)/6400rpmを発生。ただしターボ車は4WDエアロダウンカスタムだけの設定で、8月からの販売だった。
2002年1月に安全・環境対応をメインとした小変更を行った。まず全車が平成12年基準排出ガス25%低減レベル適合、2010年新燃料基準適合を達成した。電動バワーステアリングの採用、ABSの標準装備、充実装備の買い得車CLリミテッド、カスタムメモリアルエディションの設定などもあった。
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