ハイドン:ソナタ 第39番(ウィーン原典版番号) ニ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ハイドン:ソナタ 第39番(ウィーン原典版番号) ニ長調 | Sonate für Klavier Nr.39 D-Dur Hob.XVI:24 op.13-4 | 作曲年: 1773?年 出版年: 1774年 初版出版地/出版社: Kurzböck |
作品解説
1773年に作曲され、エステルハージ侯ニコラウスに献呈された6曲から成る作品13のピアノ・ソナタ(Hob. XVI/21-26)の4曲目で、全3楽章。
第1楽章のニ長調はアレグロの4分の3拍子。左右の手の並進行による10度が特徴的な主題で開始する。第2主題は左手に移り、右手が合いの手を奏する。展開部(第52小節~)は属調で冒頭の主題を提示して開始する
。その後第2主題も示され、これら2つの主題はほぼ同等に扱われる。再現部(第99小節~)へは、フェルマータを経て入り、ほぼ忠実に提示部が再現される。
第2楽章はアダージョの4分の4拍子で、第1楽章の同主短調にあたるニ短調による。このピアノ・ソナタの初版譜では、拍子が2分の2拍子であった。3部形式で書かれており、左手の3度音程に伴われる右手のメロディーで開始する。第8小節目で半終止をすると、平行調にあたるヘ長調で中間部を開始する。この楽章の3部形式は、冒頭のメロディーが回帰する際(第25小節~)、それに伴う左手が中間部を開始した音形になっていることが特徴的である。楽章の最後は属音を3小節保続し、フェルマータを経てアッタッカで次の楽章へと続く。
第3楽章のフィナーレはプレストで、4分の3拍子のニ長調による。ロンド形式で書かれており、その主題は3度音程や6度音程といった重音が特徴的である。この主題の最後の回帰では、フェルマータが付され、23小節のコーダが続く。
ソナタ第39番
「ソナタ 第39番」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女はソナタ形式の曲をひいた
- ニ長調ソナタ
- ホ短調のソナタ
- このソナタの通奏低音部はオルガンによって演奏される。
- 「冬のソナタ」を例に挙げるまでもなく、いまや時ならぬ韓流ブームである。
- 彼女はソナタを演奏した。
- ソナタを一曲弾いてあげよう。
- 彼は自作のピアノソナタを演奏した.
- ソナタ形式の音楽作品.
- 興味深いことには, 彼がそのソナタを作曲した時わずか 7 歳でした.
- (ピアノで)ソナタを弾く.
- 彼女はそのピアノソナタを見事に演奏した.
- バッハの無伴奏チェロソナタ.
- むずかしいリストのソナタを弾きこなすなんてその少年は只者ではないといえよう.
- 『クロイツェル・ソナタ』 をただひとつの例外として, トルストイの作品は皆非常な歓迎を受けた.
- 少年はバイオリンソナタを見事に演奏した
- 技術的に完全であるが、乾燥したソナタの演奏
- その作品の最後のソナタ
- ソナタの人並みの演奏
- ピアニストはソナタで最も美しい一節を、スラーを付けて演奏した
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