ソナタ 第38番 ヘ長調とは? わかりやすく解説

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ハイドン:ソナタ 第38番(ウィーン原典版番号) ヘ長調

英語表記/番号出版情報
ハイドンソナタ 第38番ウィーン原典版番号ヘ長調Sonate für Klavier Nr.38 F-Dur Hob.XVI:23 op.13-3作曲年1773年  出版年1774年  初版出版地/出版社: Kurzb&oumlck 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1 Moderato5分00
2 第2楽章 Mov.2 Adagio5分30秒
3 第3楽章 Mov.3 Finale: Presto3分00

作品解説

2007年6月 執筆者: 鯛中 卓也

ハイドン50曲以上のピアノソナタ作曲しており、第23番のピアノソナタ中期の作品にあたる。
当時演奏技法からすると技巧的要素多く難曲だったようだが、今日では第52番のピアノソナタ並んで多くピアニスト取り上げ人気のある作品である。

第1楽章 アレグロ・モデラート
ソナタ形式リズミカルな第1主題軽やかに歌う推移部、流れるような第2主題など、提示部だけでも魅力的なテーマ次から次へ現れる。さらに、中間部では減七の和音連続するドラマティック場面もあり、落ち着くことのない活発な印象与える。

第2楽章 アダージョ
2部形式シチリアーノ風で、とてもロマンティック楽章いくつかのテーマの間にカデンツ思わせる旋律現れ即興的ロマン派に近い印象与える。

第3楽章 プレスト
ソナタ形式。曲全体通して調性アーティキュレーション変化させるなどの工夫によりつつ、最初のテーマ一貫して用いられている。この楽章第1楽章同様、中間部では減七の和音連続現れるなど、第1楽章との共通点が多いが、第3楽章の方がより展開が少なく簡潔に書かれている


「ソナタ 第38番 ヘ長調」の例文・使い方・用例・文例

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