重音とは? わかりやすく解説

重音(奏法)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 01:01 UTC 版)

ヴァイオリン」の記事における「重音(奏法)」の解説

歴史的な擦弦楽器では、弓は張力小指調整していたため、張力をゆるめることで3または4つの弦に同時にふれさせることができた。現代ヴァイオリンはその構造上、弓で弾く場合は完全な和音通常2音が限界である(ピッツィカート奏法用いれば4和音も可能である)。3音、4音の和音を出すには、弓で最初低音の2弦をひき、素早く高音の弦に移す。ただし、やや指板寄り箇所を弓で弾くことで3音同時に出すことも可能である。 バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータでは4音同時和音多く要求され、しかもそれがポリフォニック書かれているため、これを正確に現代楽器表現できる、弓の木が極端に曲がったバッハ弓呼ばれるものが存在するウジェーヌ・イザイ無伴奏ヴァイオリンソナタでは、5音や6音の和音用いられている。これは一種アルペジオである。

※この「重音(奏法)」の解説は、「ヴァイオリン」の解説の一部です。
「重音(奏法)」を含む「ヴァイオリン」の記事については、「ヴァイオリン」の概要を参照ください。

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