再現部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 16:29 UTC 版)
「バラード第4番 (ショパン)」の記事における「再現部」の解説
第1主題はカノン風に変奏され、調を変えながら2回動機が奏されて主調に戻る。続いて第1主題が不揃いな連符の速い動きで変奏された後、第2主題が変ニ長調で再現する。再現部では第2主題は低音部の上昇音階を用いてダイナミックに変貌している。スタッカートで連続する和音がストレットで奏され、曲がクライマックスに達した後、動きは一旦止まる。コラール風の荘重な和音が5回奏でられ、最後の和音がそのままコーダへの属和音となっている。
※この「再現部」の解説は、「バラード第4番 (ショパン)」の解説の一部です。
「再現部」を含む「バラード第4番 (ショパン)」の記事については、「バラード第4番 (ショパン)」の概要を参照ください。
再現部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/09 23:45 UTC 版)
再現部(さいげんぶ、英: Recapitulation、独: Reprise)では、二つの主題が再現される。通常、第一主題、第二主題ともに主調で再現され、これによって両主題の対照が解消される(第二主題は主調が短調の場合には同主調となることも多い。なお、第一主題は、主調でなくてもよい)。よって、再現部では、緊張はおおむね低い。そしてコーダに入るものもある。 この、提示部では主調以外で現れ緊張が高かった第二主題が、再現部では主調または同主調で演奏されて緊張が低くなり調性が解決されるという対比こそが、ソナタ形式の一番大切な部分であるといえる。
※この「再現部」の解説は、「ソナタ形式」の解説の一部です。
「再現部」を含む「ソナタ形式」の記事については、「ソナタ形式」の概要を参照ください。
再現部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/23 15:10 UTC 版)
「交響曲第5番 (ショスタコーヴィチ)」の記事における「再現部」の解説
第1主題とその副主題の再現は提示部と異なって短く、すぐに第2主題の再現に移る。第2主題部はニ長調であるが、提示部と異なりかなり調性が感じ取りやすい。次第に静まってゆき、コーダに入る。
※この「再現部」の解説は、「交響曲第5番 (ショスタコーヴィチ)」の解説の一部です。
「再現部」を含む「交響曲第5番 (ショスタコーヴィチ)」の記事については、「交響曲第5番 (ショスタコーヴィチ)」の概要を参照ください。
再現部(第158 - 210小節)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 19:18 UTC 版)
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の記事における「再現部(第158 - 210小節)」の解説
再現部は計53小節で、呈示部(121小節)に対して極端に切りつめられている。第158小節から「マイスタージンガーの動機」がコントラバス、バス・チューバ、ファゴットの低声部に再現、その上に「ダヴィデ王の動機」(木管、ホルン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ)、「愛の動機」(1番クラリネット、1番ホルン、第1ヴァイオリン、チェロ)が重なり、すぐれて対位法的な処理となる。ただし、これら動機の重ね合わせによって、「マイスタージンガーの動機」の再現効果自体は弱められている。
※この「再現部(第158 - 210小節)」の解説は、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の解説の一部です。
「再現部(第158 - 210小節)」を含む「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の記事については、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の概要を参照ください。
「再現部」の例文・使い方・用例・文例
再現部と同じ種類の言葉
- 再現部のページへのリンク