クリムゾンホーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 15:44 UTC 版)
クリムゾンホーンCRIMSON HORN番号 GRZ-011 所属 ガイロス帝国 分類 スティラコサウルス型 全長 21.6m 全高 7.2m 重量 103.0t 最高速度 120.0km/h 乗員人数 2名 主な搭乗者 ローアン・ザグーリクリスティーナ・グルツマッハー 武装 デッドクラッシャーホーン六連装加速荷電粒子偏向砲対ゾイド3連リニアキャノンアーム×2AEZ72mm2連ビーム砲×3TEZ30mm2連ビーム対空砲×2AEZ20mmビームガン×2 『ゾイドリバースセンチュリー』において登場。元々はゼネバス帝国においてレッドホーンの強化改修案として設計がなされていた「レッドデッドホーン」であったが、惑星Zi大異変によって発生した磁気嵐下における大型ゾイドの稼働実験用として、ガイロス帝国によって仕様変更がなされた。同環境に対応すべく、オーバーテクノロジーを導入。さらには各種兵装のアップデートも施され、クリムゾンホーンとして生まれ変わった。背部には多数の装甲砲塔を備えており、さらに可動式リニアキャノンを内蔵された格闘用アームによって接近戦にも充分に対応可能となっている。元ゼネバス系将兵の士気を鼓舞するため、ダークホーンのような漆黒ではなく敢えて深紅の塗装を施している。 『HMM(ハイエンドマスターモデル)におけるクリムゾンホーン』 惑星Zi大異変後に40年近くにわたって続いたゾイドを行動不能とさせる磁気嵐環境下において、活動可能な局地戦戦闘用の試作ゾイド。ゾイドコアには磁気嵐対応用の調整が施されており、磁気エネルギーを取り込む事でエネルギー変換システムがパワーを発生させ、そのエネルギーから重力コントローラーを作動し機体を軽量化させる能力を有していたが、その磁気嵐が去った後は機体を駆動させる事ができなかったことや、採用していた最新技術が西方大陸戦争時において無用の長物となった事から姿を消したとされている 武装・装備 デッドクラッシャーホーン 角部に装備。突撃後はアームで敵機を取り押さえ、このヒートホーンで貫く。 六連装加速荷電粒子偏向砲 頭部の襟巻きには各方向へ可動する加速荷電粒子偏向砲を搭載。ここからは偏向シールドを展開することも可能で、絶大な突撃力と鉄壁の防御力を獲得している。バリエーションに応じてミサイルやガトリング砲といった装備に換装可能。 対ゾイド3連リニアキャノンアーム 背部に装備。アームは小型ゾイドであれば接近戦に十分対応する。 AEZ72mm2連ビーム砲 背部前面に2基、後端に1基装備。 TEZ30mm2連ビーム対空砲 背部側面に装備。 AEZ20mmビームガン 尾部に装備。 製作エピソード デザインはマーシーラビットが担当した。電撃ホビーマガジン誌の協力キットとして企画され、仮称段階ではRED DEAD HORNと呼ばれていた。当初はレッドホーンのキットをリデコレーションしたアンキロサウルス型のゾイドが提出されたが、これはストーリーにおけるライバル機としての個性が弱かったことからレッドホーンの改装機となった。マーシーラビットは検討段階でネックフリル部の装備をガトリング砲等に換装可能とする案や、脇腹部にミサイルポッドが格納可能とする案、尾部のパーツがダチョウ型のコマンドゾイドとなる案を提出しているが、製品版でこれらは採用されていない。 また、製品開発段階ではマーシーラビットの手によってガトリングを装備した「重兵装仕様」や「ガイロス親衛隊仕様」「突撃工兵仕様」、「ガイロス皇帝専用機」等といったバリエーションも描かれていた。
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