オープン‐システム【open system】
オープン・システム(おーぷん・しすてむ)
オープン・システム
オープンシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/12 03:10 UTC 版)
オープンシステム (open system)
- 1 オープンシステムとは
- 2 オープンシステムの概要
オープンシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:35 UTC 版)
「イエヒト (企業)」の記事における「オープンシステム」の解説
オープンシステムおよびOpen Systemは、オープンネット(株)の登録商標である。 オープンシステムとは、一括請負方式の元請け工務店や住宅メーカーという中間流通を省き、建て主が複数の専門工事業者に直接発注を行う分離発注方式による建築手法のことである。 その主な特徴を3点あげると、まず、分離発注を行う専門工事業者の選定に競争入札形式を導入していること。次にオープンネット(株)の補償制度を設けていることがあげられる。最大の特徴は、オープンネット(株)に所属する会員設計事務所の建築士が建て主の代理人となり、設計からアフターメンテナンスまで一貫したマネジメントを行うことである。 会員設計事務所の建築士がオープンシステムの建築に必要な全ての業務を行い、補償制度への登録やアフターメンテナンスも行うため、オープンネット(株)は、建て主や建築に直接関与せず、オープンネット(株)と建て主は契約関係にない。 オープンネット(株)の契約と理念を守れば、オープンシステムのやり方はそれぞれの設計事務所に任されていて、建築物の設計やデザインおよび構造は、設計者である建築士によって個性に富む、分離発注方式のやり方も会員設計事務所によって異なる。 オープンシステムの建築手法では、見積りで競争入札を行うため、工事原価が公開されコスト比較が容易である。そのため、従来の一括請負形式よりも、工事総額が1~3割削減出来た実績が多数認められ、コストコントロール手法として紹介されるケースが多い。 また、建て主が専門工事業者への直接の発注者となるため、建て主の要望が反映しやすいというメリットもある。 設計を行う建築士が一貫した監理とアフターメンテナンスをするため、責任の所在がはっきりし、工事品質も高く評価されている。 デメリットとしては、まず、建て主が自分にあった会員設計事務所を探すことが大変であることがあげられる。そして、建て主が各工事業者との契約手続きが増えるため作業が多い、詳細な打合せに時間がかかることが指摘されている。
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