分離発注とは? わかりやすく解説

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ぶんりはっちゅう 分離発注

発注者1つ建築物工数一式を1社にすべて請け負わせるのではな<、 例え建築設備のように工種で分けて請け負わせる発注方式官庁工事に多い。


分離発注(ぶんりはっちゅう)

基礎工事屋根工事内装工事などのそれぞれの工事施主本人が各施工業者発注契約交わして家を建てること。工事の進行具合を常に把握し、いつ、どのタイミングでどの業者現場に入るかなどのスケジュール管理自分で行わなければならない施主としては、設計士やエ務店をみずから探し、全工事監督者となるので、建築知識も必要。メリットとしては各工程メーカー見積もりよりも安い業者を見つけることができれば大幅なコストダウンにつながる。ログハウスではログハウス・キットだけをメーカーから購入し組み立て大工工事設備工事電気水温工事などを分離発注する方法がよく見られる

分離発注

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 10:00 UTC 版)

サブコン」の記事における「分離発注」の解説

分離発注とは、施主が、ゼネコン工務店介さずに、専門工事業者直接契約するシステムのことである。施主は、多く業者直接契約することになるため、工事内容価格他社比較を行うことができる。また、工事の進捗管理にも直接関わることで、契約納得性が高まる。反面窓口増えることにより煩雑さを伴う上、建設業者1社に責任の所在求めることが出来なくなる。 たとえば大規模な建築物新築する際に、施主が、建築工事設備工事を分離発注した場合は、建築業者と設備業者それぞれ元請となるが、建物建てる中に設備機器設置することになるため、それぞれ単独工事進めることは出来ない。この場合通常建築物建てる建築業者が統括して工事進めることになるため、実態として、建築業者がメイン設備業者サブとなる。 このように分離発注では、全体建設工事から、設備業者分離して発注されることが多いため、特に設備業者のことを指してサブコンと呼ぶことが多い。 中小企業者受注機会増大を図ることを目的に「官公需法(官公需についての中小企業者受注確保に関する法律)」が制定されたことを機に公共工事の分離発注が行われるようになった。 分離発注を行った際、サブとなった設備工事会社は、メイン建設業者設置した共通仮設物(仮設事務所仮設トイレ工事照明建築足場揚重費等)などを利用することになるので、請負金額の1.5~4%程度を、賦金(ぶきん=仮設物利用料)として支払うことが多い。 また、分離発注に類似する発注形態として、コストオン契約がある。 コストオン契約は、施主専門工事会社指定し工事金額取り決め、その統括管理費用(コスト)を上乗せオン)して、元請会社工事請負契約締結し元請会社専門工事会社は、取り決められ工事金額をもって下請負契約締結する契約方法である。 発注者施主)・監理者・元請会社専門工事会社当事者役割と責任協定書定められ専門工事会社にとっては工事金額施工責任明確になり、メリットのある契約方式といえる

※この「分離発注」の解説は、「サブコン」の解説の一部です。
「分離発注」を含む「サブコン」の記事については、「サブコン」の概要を参照ください。

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